2017/6/25 道央ネイティブトラウト
日時:2017年6月25日(日)9:00~12:00
天気:曇り晴
潮:?雨後の笹濁り
風:無風
温度:18度ぐらい
場所:道央河川
海用のテンプレートだとおかしな表示になる?
すごく久しぶりに北海道でネイティブトラウトと遊んできました。
まず前段のお話として、なぜわざわざ「ネイティブ」をつけるかと言うことです。
本州では、いや関東周辺では、一般的には「トラウト」と言ったらまず管理釣場で釣るものです。それぐらい管理釣場でのトラウトルアーゲームはメジャーです。
ですが、管理釣場はそれほどメジャーであるのに、自然の状態の川や湖、いわゆるネイティブの環境でのトラウトルアーゲームは下火です。
理由は簡単、釣れないからです。難しいからです。
管理釣場のトラウトルアーゲームの難易度が1だとすると、ネイティブでのトラウトルアーゲームの難易度は100ぐらいあります。管理釣場が簡単過ぎるというのもありますが、それほどの差があります。ネイティブばかりやる人は、「管理釣場で釣った魚は釣ったうちにカウントしてはならないと言います。」
同じ尺度で話されると名誉に関わるほど厳しいのです。
理由はいくつかあって、
①まず絶対数が少ない。
②いてもルアーを追ってこない。
③ルアーを追ってくる魚がいてもその場所を流せない。知らない。
等などの理由があるわけです。
管理釣場でいい気分になってネイティブに手を出したら全く釣れなくてトラウトルアーゲームが嫌いになったという人も多いです。それぐらい違います。
魚のいる場所や前日までの天候、川の状態、装備、立ち位置、使用するルアーの選定、とてもシビアです。
釣行中1回しかアタリがないようなこともザラです。
それを逃したらボーズです。
だから、関東在住のトラウトルアーマンにとってネイティブトラウトというのはある意味「高嶺の花」みたいなものなんです。それが関東です。
ところが、北海道に場所を移すと...。
あら不思議、結構ネイティブトラウトが普通に成立してしまいます。
トラウトルアーマンにとて、北海道はまさにドリーム、パラダイスのようなところなわけです。まぁ、それでも管理釣場の30倍ぐらいは難しいですけどね...。
今回入渓したところは、放流魚がいないところ、過去に養魚場から逃げたブラウンが居着いて自然繁殖しているところです。まさにネイティブトラウトです。
関東だと放流しまくっていて、果たしてこれはネイティブなのか?と言いたくなるような環境もありますが、北海道では割りと簡単にネイティブな環境に出会えます。
ポイントは現地のスタッフに案内してもらいました。
よく知っている北見周辺ならともかく、よくわからん道央で1人で山に入るのは怖いですからね。向こうのクマーはレベルが違いますから。
タックルは例によってモバイルロッドしか持っていないのでTICTのb4で攻めます。
前日が雨で、少し増水していて、少しだけ濁りが入っています。気温は低めでしたが、最高のコンディションでした。
ただ、先行者がいたのか、2gで届く範囲まで近づいてしまうと魚がすぐに隠れてしまいます。
小さなポイントですから、ダウンやダウンクロスでは警戒されてしまって口を使わないので、アップ中心に3g前後で投げていきます。
ボサやストラクチャーの下をドリフトで流すと小型中心ですが追ってきます。キャスト後のフォールにも反応があります。
ですから、フォールとドリフト主体でほとんど巻きません。
1匹目は開始5分で小さなブラウントラウト。
2匹目も小さなブラウントラウト。
ヤマメ混じりで結構連発します。
どうも型が小さい。大きいのはいないのかと考えてしまいます。
人の足跡もあり、どうも先行者の後のようです。
そしてこれは仕方ないのですが、バラシが多い。
TICTのb4はトラウトをやるには硬すぎます。
しかも周囲はヤブだらけで上も木々に覆われています。
着水直後のアタリも多いですし、トラウト専用でベイトタックルの方が良さそうな場所です。
小型のブラウンはいくらでも釣れます。サイズは20cmまでです。
1回だけ20アップが釣れましたが、今日の最大サイズはこいつ。
あとは大きそうなのがかかりましたが、弾いてしまいました。
旅行用に折りたためるポリエステルのランディングネットだったりと、装備品に不備の目立つ釣りでしたが、そこそこ楽しめました。
でもやはり大きいのが釣りたくなります。
いつになるかわかりませんがリベンジしたいと思います。
アジングタックルの転用にオルルド釣具のスプーンでは気合が足りませんね。再戦時はちゃんと持っていきます。
お昼は味噌ラーメンっす。