徳島県神山町下分地区でお住まいの高齢者を対象に、光センサー付きのタブレット端末をによる安否確認をする実験が始まりました。
下分地区は一人暮らしの高齢者が多く、ますます高齢化が進むと予測されています。
そこで、不幸な事態に陥らないためにも、最新機器の導入によって安否確認をすることになったのです。
神山町では、まず下分地区をモデルケースに、町見守り事業の実証実験を始めた訳です。
事業は、町がモデル地区に指定した下分地区の50世帯で実施しています。
そのシステムというと、住民が頻繁に利用する居間に7インチのタブレット端末(タテ12cm ヨコ22cm)を置き、光センサーの反応で安否を確認するという方法です。
端末は、光通信回線で業務委託先のコールセンター(徳島市)とつながっており、1日1回、住民の動作を確認し、反応がないときはコールセンターより住民へ電話連絡をし、つながらなければ民生委員や近隣住民に安否確認をしてもらうことになっています。
安否確認の他、町からの情報を伝える電子掲示板は緊急情報の機能を装備しています。
定期的にコールセンターの担当者が住民宅を巡回して、使い方などを説明しています。
今、神山町はIT企業が次々と進出してきており、山間部でありながら時代を先取りする企画がどんどんと採用されてきております。