再生医学研究の最前線(iPS細胞等研究に於けるシンポジウム)

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The 2012 Nobel Prize in Physiology or Medicine
Sir John Bertrand Gurdon and Prof. Shinya Yamanaka

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去る2011年11月19日(土)、国立京都国際会館メインホールにて
「再生医学研究の最前線(iPS細胞等研究に於けるシンポジウム)」が開催された。

　　　　　　　　　　　　

2000を超す一般の事前申込者が聴き入ったシンポジウム。
患者の方々、躰の不自由な方々(取り分け目の不自由な方が多かったように思われます)
にとっては、至極切実なるイベントであったに違いない。

私は今回初めての参加であったが、このシンポジウムは定期的に行われており、
次回は、来年2012年6月17日 パシフィコ横浜メインホールにて開催が決定している。
詳細は、文部科学省 iPS細胞等研究ネットワーク「iPS Trend 」まで。

さて、このシンポジウムのキーワードである「iPS細胞」は、
過日ノーベル医学賞候補にもなられた、山中伸弥 教授をリーダーとする
プロジェクトに因って進められている研究であり、臨床に於ける再生医療
への応用が期待されている。

iPSとは、「induced pluripotent stem cell」の略であり、
「人工的に誘導した多能性幹細胞」あるいは「万能細胞」と訳される。

世界中、ニュース等でかなり認知されている事柄であろう。
数ミリ採取された皮膚細胞から作製されるiPS細胞。

(*)

分化多能性及び高い増殖能を持つことにより、現在、生殖系細胞以外の
様々な組織細胞へと分化誘導され、

１．研究が困難な様々な病気のメカニズム解明に有用な「病態モデル」の作製、
２．創薬(治療薬の開発)、
３．薬剤の有効性及び副作用の評価

に有望なツールとなり得る。
また、男女問わず様々な年齢の日本人の体細胞からでも樹立可能であり、
それらの細胞の多能性に大きな相違はない。

山中教授によると、現在、10年後位の細胞移植治療(再生医療)を
目指す段階まできているという。

と同時に、細胞移植治療(再生医療)への応用を鑑みる際に浮上してくる

１．iPS細胞樹立に要する時間短縮(移植の有効なるタイミングを失わない為に)、
２．コスト削減

という課題をクリアすべく、「再生医療用iPS細胞バンク」の構築も視野に入れた
プロジェクトが進行中である。


(尚、iPS細胞等々に関する詳細は、
文部科学省 iPS細胞等研究ネットワーク「iPS Trend 」にてご確認下さい。)



「iPS細胞治療」への期待と同時に、「病理モデル」の作製が可能であるならば、
<医学部生の解剖実習及び臨床に於ける外科的手技の練習モデル>の作製も
可能ではなかろうか、と脳裏を過った。

組織細胞から単体の<臓器>そのものを創ることが出来得るならば、
痛ましい動物実験を行うこともなくなるばかりか、
様々な生物が自身にあった(iPS細胞にも血液型のような「型」というものがあり、
その数、数万種以上にも上る)、拒絶反応の出ない臓器を移植出来るのでは........。

あまりにも無力過ぎる自身の傲慢なる妄想に過ぎないであろうが、
無垢なる生きとし生けるものすべての命に、
あたたかなる陽の光が与えられることを
いつも切に祈念している気持ちに偽りはない。


.......山中教授の講演中、研究の実験動物となっているマウスが
スクリーンに映るや否や、教授は「可哀相ですが........。」とそっと付け加えて下さった。
本当に心より救われた瞬間だった。

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(*)の画像は、

http://www.ips-network.mext.go.jp/network/pdf/event/symposium/no03/sympo03_pamphlet.pdf
(こちらのURLにて内容を確認出来ます)

当日配られた上記パンフレットの3Pより引用。
また、ブログを作成するにあたり、上記パンプレットを参照。

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◆こちらも是非ご覧下さい！！

　　*「被災したのは人間だけじゃない、被災地のペット様子が報じられ話題に」
http://rocketnews24.com/?p=81606


*NHK「あさイチ」(毎週月曜～金曜 8:15～9:54放送) 2011年5月26日放送分より
＜【番組冒頭】あなたならどうする？被災犬譲渡会＞
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/05/26/01.html


各県の被災犬譲渡会先のアドレスが記載されています。
また、番組で紹介された、盲目の犬コマチちゃんのご家族様を探しておられるとのことです。
ご家族様、お心当たりのある方は、

【仙台市動物管理センターの連絡先】
電話：０２２－２５８－１６２６（動物管理センター窓口）
ホームページ：http://www.city.sendai.jp/shizen/dobutsu/pet/1127.html


にご連絡下さい。

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◆『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、
　　愛玩動物入居可能の仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』
署名総数：　608,637 名

本当に心強く思います。

(注)署名は締め切られましたが、関心を持って下さった方は、
是非共下記URLをご覧頂きたく存じます。
http://www.n-d-s.tv/pet-rescue/shomei.html

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2012年3月11日付メールマガジンより
★『動物救護の現場より 大震災からの復興を目指して』 レポート
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東日本大震災の傷跡が今も残るなか、
新たな課題に直面している各地の状況を取材してきました。

わんちゃんについてはこちら
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/1
ねこちゃんについてはこちら
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/2
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★『飼い主を失った被災動物の新しい出会い インタビュー』
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動物管理センターから被災地のわんちゃんねこちゃんを
里親として迎えた飼い主さんへインタビューを行いました。
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/3
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★『大震災から学ぶ 今、私たちにできること』
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万が一のときのために大切な家族を守るために
何ができるか考えてみました。
どうぞ、ご家族でも愛犬・愛猫との避難・準備について
考える機会を作ってみてください。

わんちゃんとの同行避難・避難所での共同生活について
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/4
ねこちゃんとの同行避難・避難所での共同生活について
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/5
準備しておきたい防災グッズや普段からしておきたいこと
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/6
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★『ペピイの支援・取り組みについて』
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■被災地支援企画(1)：ペピイポイント募金

みなさまのたくさんのお気持ちを受けて、
2011年3月25日より「ペピイポイント募金窓口」を開設しております。
お受けしたポイントは、1ポイント＝1円として
ペピイにて換金後、責任を持って動物救護や保護、
里親探しといった活動に役立てられます。

ペピイポイント募金窓口はこちらから
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/7

┌────≪ 2012年1月25日までの募金結果≫──────┐
多くのご理解とご協力を
いただきありがとうございました。
【総募金ポイント数】633万8753ポイント
【総募金件数】 9986件
└──────────────────────────┘

■被災地支援企画(2)： ドライフード1個お買い上げにつき10円を寄付。

みなさまに、支援企画へ参加していただきやすいように、
わんちゃんねこちゃんたちの食事の売り上げの一部を
動物救護をおこなっている活動団体に
寄付する企画を実施しています。

【実施期間：2012年8月31日ご注文分まで】
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/8

■ペピイの支援・取り組みについて
⇒ http://www.peppynet.com/mm/3333/9


生きとし生けるもの、地球、宇宙の誠の安寧を衷心より祈念致します

　　

*My HP：THE TAROT OF VITA(ウィータ)-つんりんけるとのタロット相談室-