TV画面に切り替え、チャンネルを合わせた。幸いスタートしたばかり(当然乍ら録画です)だったので、昨夜ふと気になっていたそのレースをTV観戦しようと画面に注目した。
あの悲劇の1994年5月1日を機に殆ど観ることもなくなったが(1997年日本GPは、片山
右京氏の日本でのラストランだったので現地まで赴いたが……)、今年は、元F1ドライバー中嶋悟氏の御子息である中嶋一貴選手、同ケケ・ロズベルク、ネルソン・ピケ両氏のJr.が奇しくも揃ってF1デビューを果たしたことから、自身が熱く確(しか)とこの目で見つめ体感して来た、Ayrtonと共に煌めくあのF1の時空間を垣間見ることが出来得るのではなかろうか、という淡く儚き想いが目を覚まし、心に留めるようになったのである。
http://kazuki-nakajima.com/index.html
そしてRound 6 F1 Monaco Grand Prixは、Round 1 Australian GPと同様、私の心に
残る一戦となった。父悟氏の、1991年日本GPラストラン(私の初鈴鹿観戦)をご家族で
観戦していた、あのちょっとはにかんだような可愛らしい男の子が、あのような立派な
F1レーサーに成長されたことにとても感激している。バイザー越しの、柔和な中に
レーサーの眼差しがシャープに宿るその表情は、紛れもなく偉大なる父悟氏の
“F1レーサーDNA”を見事に引き継いでいる証。
今年、究極のテクニカルサーキットであるMonacoで7位入賞を果たした彼には、益々
日本国民からの強き期待がかかることだろう。
しかも、Monacoに於ける日本人F1ドライバーの入賞は初であること、激しく降る雨で
路面がかなり滑り易いウエット状態にあったこのサバイバルレースを見事走り切ったこと、一時2度程ファステストラップを記録したことの「揺るぎない結実」で、一日にしてかなりの重責を担うこととなったのは周知の通りだ。大変頼もしく、嬉しく思う。
これからも彼の益々の進化と活躍を深く祈念している。
無垢なる生きとし生けるもの、地球、宇宙の誠の安寧を衷心より祈念致します