今日目覚めたらニューヨークが
雪で白く染まっていた。
大分県出身で雪が珍しいので
こんな風景には自然と心が踊ってしまう。
さて、2024年米国大統領選まで294日
前置き
最近のブログにもしつこく書いてきたように
私も40歳になり、
「政治」もいよいよ頑張って学ぼうと
ようやくやる気を振い出す時がきたので
今年のアメリカ大統領選を通して
「政治」の勉強をしていきたい。
ニュースや旧Twitterやメルマガ、
現地の見聞(けんぶん)から
17年間ほど米国にいる日本人が
インプットしたことなどをこのブログに
アウトプットできたらと考えている。
人生で一度も投票もしたことのない
投票バージン、ど素人のブログである。
お恥ずかしいが、これまで私が生きていく上で
私が政治を知っているという事はそんなに重要じゃなかった。
きっとそれだけ平和の中を悠々と泳がせて頂いたんだろう。
2020年頃から世界中で"前代未聞"が続くなか
2024年も例外でなく"前代未聞"の
足音が響き、胸騒ぎは続く。
例え政治や選挙に興味がなくても、
そしてアメリカにいなくても、
トランプ前大統領が大暴れして
アメリカが大変なそして長期の
お祭り騒ぎになるのを
感じずにはいられないだろう。
そして昨晩遂に
おはやしの笛の音が
アメリカ中にピーヒャラと鳴り響いた。
共和党の党員集会(caucus=コーカス)で
トランプ前大統領が勝利
そもそもこれは何の選挙？
アメリカには民主党と共和党の
2大政党があるのだが
今年の11月に行われる大統領選(本選挙)に向けて
それぞれの党でまずは出馬させる
候補者選び(予備選挙)をするのだ。
昨晩の選挙はIowa州の共和党内で
大統領候補者を決めるための選挙だったのだ。
アメリカの2大政党
Democratic Party
(民主党)
色：青
マスコットアニマル：ロバ🫏
Republican Party
(共和党)
色：赤
マスコットアニマル：象🐘
別名: GOP(ジーオーピー) =Grand Old Party
この候補者選びの期間、
Primary (プライマリー)もしくは
Caucus(コーカス)
という言葉をよく聞く。
どちらも候補者選びの予備選挙の事で
州によって選挙方法が異なるので
呼び方が異なると今は理解している。
気になる方はまず下記のPDFで、どの州がPrimaryで
どの州がCaucusなのか確認いただきたい。
https://www.fec.gov/resources/cms-content/documents/2024pdates.pdf
それから、
なぜIowa州が注目されたかというのは
単純にIowa州が一番最初に選挙結果が出る
トップバッターの州だから。
早速来週1月23日(火)に
New Hampshire(ニューハンプシャー)州が
セカンドバッターで続く。
この2州は毎回最初の2州のため
注目を集めるらしい。
念の為
アイオワ州の位置
👇
ニューハンプシャー州の位置
👇
ちなみに大統領候補者決定戦(笑)の
3月5日までのスケジュールは
下記のような感じ。
3月5日(火)までのスケジュール
2024年は3月5日(火)に一気に
16州の予備選挙が行われる。
取り敢えずそれまでの
スケジュールは下記の通り。
3月上旬の火曜日に予備選挙が集中するのも
毎回の事らしく、これは
Super Tuesday
と呼ばれるそうだ。
今年は3月5日。
なんか楽しそうだ。
実はもうちょっとだけ
知るべき面白いことがある。
各州が各国のように機能する
アメリカの政治はやはり複雑（冷や汗）。諦めずに頑張りたい。
Delegates(代議員)について
各州、各政党ごとのこの予備選挙で
選ばれているのはあくまでも
Delegates(代議員)らしい。
各州毎に割り当てられた
代議員の人数は予め決まっている。
その選ばれた代議員が州を代表して
州での予備選挙での結果を投票しに
各政党それぞれの全国党大会に集結し、
その全国党大会においてようやく
党公認の大統領候補者が指名されるようだ。
まぁ、全国党大会を開く頃には
すでに大統領候補も分かっていることだから
この全国党大会はあくまでも
セレモニー(儀式)的な要素が強いと思うが、
そういうことらしい。
やっぱりなんか楽しそうだ。。。
全国党大会の日程
Democratic Party
(民主党)
日程：8月19日 - 8月22日
場所：Chicago, IL シカゴ、イリノイ州
通称：DNC (Democratic National Convention)
Republican Party
(共和党)
日程：7月15日 - 7月18日
場所：Milwaukee, WI ミルウォーキー、ウィスコンシン州
通称：RNC (Republic National Convention)
民主党は現大統領にまだ大統領を
勤められる期間が残っているので
恐らく超高齢者（今年で御年82歳）
ではあるが現大統領を
そのまま党の代表候補者とするだろうから、
注目は副大統領の方かもしれない。
共和党は現大統領に挑む立場にあるので
どうしても注目は集まる。
党内での仲間割れや脱落なども既にあり
かなりもうドラマチックだ。
サバイバーなどのテレビ番組のようだ。
実は昨日もう一人脱落者が出た。
昨日の結果をもう一度良く見てみる。
さっきより英単語の意味が深く分かり
状況が理解しやすくなったと思われる。
共和党の大統領候補になるには
1215のDelegatesが必要らしい。
まだまだ始まったばかりなのがわかる。
共和党大統領候補脱落者
前ニュージャージー州の州知事である
Chris Christieさんは
予備選挙が始まる前の
今年の1月10日に脱落。
共和党内のテレビ公演会で
彼の体型についての子供じみた
やりとりもありちょっと今思い返すと
ちょっと可哀想だ。
昨日1月15日のIowa州での選挙結果を受けて
脱落したのはインド人2世の
Vivek Ramaswamyさん
この方は若く賢くビジネスでも
成功者のようで、結構恐れを知らない
討論を広げる現代っ子という印象。
もしかすると次回2028年に
また顔を見るかもしれない。
他の候補者についてもまた次回
理解を深めていきたい。
4年に1度の米国大統領選である。
POTUS*
ポータスっという言葉を
これからよく耳にするかもしれない。
＊President of the United States
皆様も今後この言葉を聞いたら
「あっ、ポータス(米国大統領)ね。」って
余裕をかまして欲しい。
ちなみにポータスになる資格は
アメリカ生まれで
最低35歳以上で
最低14年間米国居住者であることらしい。
今回が60回目の選挙であり、
現大統領は46代目のJoe Biden氏である。
大統領を務められる期間は
最長2期10年まで＊＊だそうだ。
(＊＊8年(1期4年x２)＋2年だそうだ。2年は前任者の任期残りが2年以下の時に引き継いだ場合）
これはアメリカ合衆国憲法修正第22条に
定められているようだが、
今まで実際8年間を超えたのは
1人だったらしい(豆知識参照)。
豆知識
世界恐慌、第二次世界大戦の有事の頃
ルーズベルト大統領＊＊＊が
唯一4回当選を果たしたそうで
4期目の最中にお亡くなりになったそうだ。
(＊＊＊名前の頭文字でFDRと呼ばれている)
それまで慣例だった２期(8年)までというのが
正式になったのもFDRの後らしい。
っという事で
まだまだ書き足りない事が多いが
今日はここまで。
お付き合い頂きありがとうございます。