【ブロードウェイショー】 王道のライオンキング | Diary of a Goat in NYC

Diary of a Goat in NYC

One Goat and her journey.

先日のブログにも記録をした

40歳の誕生日に旦那さんに頂いた

ブロードウェイのライオンキングのクーポン

 

昨晩トコトコ行って参った。

最近何故か頻繁に

タイムズスクエアに出没している。(・_・;

ここはいつ訪れても

殷賑(いんしん)*極まる街

*殷賑=大変賑わって盛んなさま。

夜でも広告塔がチカチカと眩しい。

 

ここ、ここ、👇

タイムズスクエアまできたら

黄色く煌々とするこの電灯掲示板を

見逃すのは無理であろう。🦁

 

 

感想

ライオンキングのブロードウェイショーは

誕生日などのお祝い向きのショーで間違いない👍


Circle of lifeの壮大なオープニングシーンから

ジーンっとして涙が出てきそうになる。

子供(推奨6歳以上)もすっごく楽しめるだろう。

実際昨晩私の席も

子供たちとその親御様方に取り囲まれた。

子供達って色んなジョークを結構理解でき

人生が浅いのにやるなぁ、そして

素直に笑えて可愛いなぁっと思ったのでした。


それにしても旦那さんはそもそもディズニー映画を

見た事ないし、こういうのは恐らく苦手だろうなぁ。


私は若かりし頃に見た

ライオンキングの映画を思い出しながら

始終ある妄想(*)をしながら見ていたので

小さな事も全て感動に変わった。

(*)妄想

  • 旦那さんが今日のキャストを全員揃え、
  • キャストの方もこの1日のために練習を重ね、
  • 今日が一夜限りのパフォーマンスだった。

妄想を現実とブレンドさせると

こういう時に便利である。

現実世界も全てが貴重で

全てが夢の世界となる。

 

実際は1997年から25年間以上も続く

超ロングヒットのほぼ毎日公演のある

ブロードウェイショーである。

いつも思うのだが、

ブロードウェイの凄さは

この毎日毎日の公演を回転させられること。

人が集まる街でなければ、絶対に無理で

超集合地区の凄みを思い知らされるのであった。

 

席について 

ちなみに席は、初めて見る場合で
一席に100ドル以上も払うならば
絶対にセンターが良い。
そして1番真ん前よりも4〜5列目くらいが
全体が見れて良いと思う。

私が買ってもらったチケットは
オンライン手数料込みで
180.50ドルだった。
ただ、同じ席でも週末は
グッと値上がりしていたり
まさに価格が猛獣のようで恐ろしい。


抽選チケットの存在
ライオンキングの割引チケットは
見つけられなかった。
ただ、正規価格で購入前に
実は35ドル
ロッタリー(抽選)チケットに
応募してみたが、当たらなかった。

https://lottery.broadwaydirect.com/

せっかくニューヨークにいるので
この抽選券もこれからしつこく
応募していくつもりだ。

ポリティカルな面から感想を書くと

黒人のパフォーマーが圧倒的に多いのが

印象的だった。

現在ニューヨークは至る環境で

ダイバーシティ(多様性)を

盛り込んでくるイメージがあったので

逆にこういう世界は印象に残った。


またオリジナルのお話に沿っているので

若干25年前までは一般的だった

男尊女卑的な価値観も

このミュージカルには残ったままだと思う。

(だって大地を継ぐ王は男性という設定だから。)

また

スカーが若いナラちゃんに手を出すあたりも

今アメリカでは話題で、日本メディアは避ける

エプスタインを彷彿させてしまうので

ちょっとダークグレー。

(ただスカーのメイクも演技も、超迫力的で素晴らしい。

何百年も続く歌舞伎に通ずる誇りが

スカーの演技から溢れ出していた。)


っという事でこのショーをいつまでこのまま

続けられるだろうと考えると、

「案外、終わりは迫っているかもしれない。」

と思えてきた。だからこそ

今のうちにこの超大作は見ておいた方がいい。

本当は未来の子供にも見て欲しいけれど

こればっかりはその時の主流の価値観との

照応がなければ消されていくので

ここから何年間残っていくのかは

別の意味で興味がある。


またこのような目👀で見て申し訳ないのだが

男性陣は皆んな筋肉のつき方が素晴らしく

見入ってしまった👀。サンキュー。

ヒョウ🐆かパンサーを操る女性の動きも

すっごくしなやかで美しく惚れ惚れした。


この一晩限りのバースデーギフト

今は物質より魂の経験が欲しいので

一生の想い出に残る宝物になりました。

本当にありがとうございます。


最後にライオンキングの歌が

超懐メロでした。

青春時代を思い出せ素晴らしかった👍