超スピリチュアル体験記 ~奇跡への階段~ -90ページ目

ある霊能者の独り言 その2・・・・嫌な予感が現実に・・・


突然の上司からの1本の電話は私の心臓をわし掴みするかのように


私の心臓は急に平静を保てないくらい動悸が激しくなり


呼吸も苦しくなるくらい拍動し私の肺を内側から圧迫するのです。


唇は白くなり、膝から下がガクガクして立って居られなかったのです。


「妻が卵巣破裂で緊急入院って、妻の命は大丈夫か?」


普段、ほとんどの事では動じた事がない私だったはずなのですが


その時ばかりは居てもたっても居られず、


その場に坐り込んでしまいました。


そこへ、すぐに妻本人からの電話が来ました。


私は妻に


「お前、卵巣破裂って、本当に大丈夫か?」


と聞くと、妻は


「大丈夫だよ。破裂したのは一昨日の夜で、もう傷は治って居るって。

 
 私はこのまま夜勤の仕事に行きたいのに、担当の先生が


 命が危ないから入院しろって。大げさだよね。」


私は思わず、


「良かった。心配だから担当の先生の言う事をちゃんと聞いて

 
 入院して安静にしてね。俺も病院にすぐ向うから。」


と、妻の元気な声を聞いて少し安心する事が出来ました。


しかしなのです、その後も


何か不安と言うか、嫌な予感的な不安感が残るのです。


私は、今まで大きな病気一つした事のない超健康体の妻が


急に卵巣が破裂して入院になった事のショックなんだと


自分に言い聞かせる自分がおりました。


しかし、妙な不安感はその後も消える事がなかったのです。


そして妻の入院先の病院に行き担当医からMRIの画像を


見せてもらって、再破裂しないための念のための入院である事を


説明を受け、妻の元気な声を聞き安心したのですが、


やはり、一人になると妙な不安感というか違和感が残ったのです。



(その時に思い出したのですが、妻は1昨日の夜、夜中から朝まで


 腹痛があり、寝室に居なかったのです。


 私が気付いたのは朝方で、別室に居た妻に「大丈夫?」と聞いた所

 
 妻は、「救急車を呼ぼうかと思ったけど、もう大丈夫。」


 と言い、仕事は休めないからと言い、その日は仕事に行って

 
 一日働き、腹痛の翌日に夜勤前に一応念のために診察に行ったのです。


 今、考えても、恐ろしいくらい我慢強くてB型でマイペースな

  
 頑張り屋の愛妻でした・・・汗  )



そして私のその妙な感覚が現実のものとなりました。


入院4日後に妻が退院に向けて担当の先生から


入院後の経過の説明を受けるために外来の長椅子で


妻と二人で待っている時の事でした。


妻と世間話など笑いながら話しをしているにも関わらず


肩をくっつけて隣に座っているはずの妻が


何か遠くに感じたのです。


世界一身近な場所に居るはずの妻が離れて行くような感覚なのです。


そして妻と話をするたびにその感覚は続くのです。


私は、


「私の勘違い勘違い。絶対にそんな事はないと」


私の頭の中で私自身に何度も言い聞かせました。


そんな時でした、妻と私が担当医に呼ばれ外来の診察室へ。


担当医はパソコンの画面に妻のMRIの画像を開き指さし


「奥様の卵巣に線状のラインが見られるのはわかりますか?


 普通はラインはないんですが、このラインがある場合は


 90パーセント以上、卵巣が癌の可能性があるんですよ。


 この病院ではもし癌だったとして手術しても、その後の


 抗がん剤やサポートが出来ないので、どこかサポートできる


 病院に移った方がいいですよ。」


と、何の前置きもなく、妻と私に担当医は言うのです。


私は、


「癌の告知をそんなに簡単にしていいものなのか?」


と疑問に思いつつ、


上司からの1本の電話の時から感じていた違和感の意味が


良く解りました。


妻の卵巣には癌が発症していたのです。