セルヒオ・マルティネス、Radio Interview!! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

こんばんは。

ポール・ウィリアムスを見事なKOで下し、すっかりボクシング界の顔になった、
アルゼンチン出身のWBCミドル級王者、セルヒオ・マルティネス(46勝25KO2敗2分)。
ラジオインタビューに早速登場です!

Q:
先週末、見事なKO勝利を飾ったミドル級王者、セルヒオ・マルティネスが登場です。ハーイ、セルヒオ、準備は宜しいですか?

マルティネス:
準備は大丈夫だよ。何とか生きてここに来れたよ。

Q:
OK、セルヒオ、やっぱり週末のポール"ザ・パニッシャー"ウィリアムス戦での勝利を聞かなければなりませんね。多くのボクシングファン、そしてポールも驚かせることになったと思いますが、ご自身のパフォーマンスを振り返って如何ですか?

マルティネス:
先ずはとても嬉しいよね。自分のパフォーマンスにも満足している。試合に向けて自信はあったんだけど、勿論あの様な勝ち方が出来て自分でも驚いているよ。でもとにかく幸せな気分だよ。

Q:
ウィリアムスの戦い方はどうでしたか?第一戦よりもクラウンチング気味で前に出てきたと思いましたが。

マルティネス:
ポール・ウィリアムスは序盤素晴らしい戦いをしていたよ。微調整をしながら、彼がミスを犯すのを待っていたんだ。いつかは必ずミスを犯すことは分かっていたからね。そしてそのミスに付け込んだのさ。土曜日の夜は私の方が優れていたということだろう。

Q:
あのパンチについて伺います。リプレイで何度も観ましたが、当たった瞬間、完全に別の方向を向いてましたよね?あの瞬間はどの様な感じだったのですか?

マルティネス:
あのパンチはジムで何度も練習したパンチなんだ。1Rにも2度程当てていたし、強いパンチが当たるのは分かっていたんだ。横に動いて打つあのパンチは狙っていたものだよ。

Q:
試合のキャッチウェイトは158ポンドでした。ウェイトはどうでしたか?

マルティネス:
完璧だったね。ウェイト面での問題は全くなかったよ。皆が私のウェイトを問題視していた様だけどね。200ポンドあるとか何だかんだね。でも調子は良かったし全く問題は無かったんだ。

Q:
今後について伺います。この勝利で多くのボクシングファンが注目しています。スポーツセンターでも何度もKOシーンが流れていますしね。次はどうしましょうか?

マルティネス:
先ずは少しの間休暇を取るよ。少しくらい良いでしょ?本当にタフな練習をしてきたからね。そしてマネージャーとプロモーターのルー・ディベラと話し合って、どの様な用意があるかを見るよ。

Q:
数週間前にフレディ・ローチがラジオに出てくれた時、メイウェザー戦がなければ、マルティネスvsウィリアムスの勝者がパッキャオと戦う可能性があると言ってました。マニー・パッキャオとは戦いたいですか?

マルティネス:
凄い試合になるだろうね。ボクシングファンにとっても良い試合だよ。色々と調整が必要だろうし交渉も大変だろう。実現するかどうかは分からないけどね。私の方が大きいし、強いからね。パッキャオは小さいファイターだから。

Q:
ではセシリオさんに質問です。セルヒオのフィジカルコーチとして、どれ位まで下げることが出来るでしょう?

セシリオ・フローレス:
セルヒオは154ポンド、そして160ポンドでは問題無く戦える。私とトレーナーであるガブリエル・サルミエントとセルヒオはチームだ。一緒に取り組んでいくことで効果的にスピードや強さを殺すことなくウェイトを下げることは出来るよ。今回も試合2日前で156ポンドだったんだ。1日3食しっかり食べてね。だからセルヒオはもう少しは下げられるんじゃないかな。

Q:
セルヒオ、マニー・パッキャオは貴方と戦っても良いけど、160ポンドは無理だと言っていた様です。貴方は彼と戦う為ならどれ位まで落とせますか?

マルティネス:
マニー・パッキャオはそう答えるだろうね。彼の方が小さいし理解は出来るよ。ただ現時点で私はその質問には答えられない。でも一番良いウェイトでの戦いが交渉されると良いけどね。

Q:
ウィリアムス戦前でさえ対戦相手探しが難しかった貴方ですが、今回の勝利でより難しくなったとも思います。パッキャオとかメイウェザーが実際に貴方と戦いたいとは思えないんです。もし良い条件があれば168ポンドに上げて戦う可能性はありますか?

マルティネス:
可能性は否定しないよ。チャンスはあるかも知れない。ただ現段階ではとにかく一番良い相手と戦いたいとしか言えないけどね。

Q:
168ポンドについてどう思いますか?Super Sixトーナメントについては?

マルティネス:
先ずはメイウェザーかパッキャオが一番戦いたい相手だと言っておくよ。その後は154~160でのビッグマッチを模索したいね。168ポンドでのベストはルシアン・ブテだろうね。

Q:
セルヒオ、シントロン戦で明らかな勝ちを引き分けにされて、ウィリアムス戦の初戦でも多くは貴方を支持していました。ついに今回の勝利で相応の評価を受けることになりましたが、気分はどうですか?

マルティネス:
本当に嬉しいよ。今がキャリアで最高の時だろうね。ジャッジとかに関して私は何も出来ないし、今は報われた気分だよ。ああいった事は起こるし、逆にモチベーションが上がったんだ。エネルギーを貰った。パブリック戦、ウィリアムス戦とハードに練習をして良い結果が出たから、パッキャオやメイウェザーとの試合も実現させたいね。ここまで来れたことは本当に嬉しいよ。

Q:
貴方のベストはまだまだこれからですか?

マルティネス:
始まったばかりさ。これからもっと良くなる様に頑張る。次回、より良いセルヒオ・マルティネスが観れるだろう。

Q:
セルヒオ、パブリックとウィリアムスを連破した今、今年の最優秀選手との声も上がっていますが。

マルティネス:
そうなったら私のキャリアで最高の栄誉だろうね。私と私のチームにとって最高の賞になるだろう。私がキャリアを通じてやってきたハードワークの証になるだろう。

Q:
パッキャオかメイウェザーとの試合が実現しなかったら、160ポンドでの統一戦に興味はありますか?

マルティネス:
154ポンドか160ポンドで統一戦をするのは長い間の夢でもあるよ。ただ他のチャンピオン達と試合をするのはとても難しそうだよ。戦いたがらないだろうからね。

Q:
ドミトリー・ピログはどうでしょう?WBO王者ですが。

マルティネス:
良いね。私のキャリアにとって輝かしいオプションになるね。

Q:
2011年に向けて貴方の究極のゴールは何ですか?

マルティネス:
2011年、私は最高の選手と最大の試合をしたい。究極のゴールは現代で世界最高のPFP選手になることさ。

Q:
ファンに何か言い残したことはありますか?

マルティネス:
試合を観に来てくれたファン、テレビの前で観てくれたファン、私をサポートしてくれるファンに感謝している。ありがとう!皆を抱き締めたいよ。私は試合で全てを見せたいんだ。それがセルヒオ・マルティネスだ。リング内外で私はプロフェッショナルでありたいし、これからも続けていく。このボクシングというスポーツを次のレベルへ押し上げたい。本当にありがとう。

Q:
セルヒオ、全てに幸運がある様に祈ってます。又いらして下さい。

マルティネス:
ありがとう。呼んでくれればいつでも来るよ。又!

以上

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すっかり時の人ですよね!マルティネス、ボクシング同様格好良いっす。
やっぱりメイウェザー戦、そしてパッキャオ戦が一番やりたいはずですよねぇ!
稼げるマネーが違うでしょうしねぇ…。

ジンジルクとかとの渋い技術戦も観たいですが…スーパースターになっちゃったしなぁ^^

ケリー・パブリック戦HIGHLIGHTS


2000年のvsマルガリート戦(7RTKO負け)※モラレスvsバレラのアンダー!

2人共若いっす(笑)マルガリート…昔のパッキャオと同じ髪型だなぁ(爆)

vsシントロン、完全なKO勝ちなのに…。


チャオ♪♪