「大丈夫」 | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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私の日常不可欠なもの。
嵐。文房具。ボーダーコリー。自然の中のいろんなもの。

胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

26日の「ひみつの嵐ちゃん!」で活版印刷の工房を訪れていた時に潤くんが組み込む文字を手に取ろうとして落としてしまいました。
それを見て工房の人が一言。


「落ちたら、大丈夫です。」

TV画面では括弧書きで、「落ちたら(拾わなくて)大丈夫です。」と足されていました。

活版の文字の金具に傷がついてしまったりするので、落ちてしまった物は使わないそうです。

潤くん、自分が落としてしまったせいで使えないものになっちゃったって、申し訳ないと思ったんでしょうね。「俺、使いますよ。」
出来上がったアーティスティックで素敵な潤くんの名刺。ランダムに並べられた文字のその中に落ちてしまった金具も使われてるんでしょうか。

ここでの「大丈夫」は「落としたものは使わないので拾わなくて大丈夫。」、そして「気にしなくてもいいんですよ。」という意味が含まれているんでしょうね。


「大丈夫」という言葉。
最近若い世代によく見られる使い方なんですが、かなり曖昧になってる気がします。


お店のレジカウンターでよく見かけるシーン。

「こちらは袋にお入れ致しましょうか?」
「大丈夫です。」

…どっち?
そのままかばんに入れるから「袋に入れなくても大丈夫」?
「入れる」という行為を行っても大丈夫?


「ポイントカードはお持ちですか?」
「大丈夫です。」

…どういうこと?
「持っているので今、出します。」
それとも、
「ポイントカードは持っていないのでそのまま会計の作業を進めていただいてかまいません。」
「ポイントカードは持つ気はないので勧誘不要。すすめてもらわなくて結構です。」


他にも「え、どういうこと?」って意味合いの使い方を耳にすることがあります。


最近は「結構です。」ってあまり使わないのかな。
詐欺まがいの商売に「結構です。」と断っているのを勝手に「それでいいです。」の意味に変換して強引にOKの意として押し切るような手口があったりで避けてるんだろうか。

「いえ、結構です。」と言い換えたらわかりやすい場面も多々あるようなんだけど。


その場の空気読んだらある程度はわかることもあるんだろうけど、限度がありますあせる
あまりにも婉曲で曖昧過ぎてモヤッとする。時にはイラッとしてしまいます。

自分自身引きずられて同じように使ってないかな。
大丈夫かな。
いや、きっと大丈夫。
…たぶん、大丈夫汗

実は日本語っていろいろ難しいものなんですよね。
できるだけ正しくコミュニケーションがとれる言葉を選択して使っていきたいと思います。



今日は友人とふたりで久しぶりのカクテルグラス飲み会。かちわりワイン3杯で酔っ払いです。
彼女と会うといろいろ喋ってすっきり元気になるのでほんとに有り難い存在キラキラ


そんな訳で文章が酔っ払いの絡みになってしまってないといいのですが汗

大丈夫でした?