今朝、自転車で駅に向かっていたら目の前を横切った鳥がふわっと民家の屋根にとまりました。
一瞬ヒヨドリかと思ったのですが、胴体の赤い色が目に飛び込んできました。
あ、イソヒヨドリ♂だ~
イソヒヨドリを語る前にまずヒヨドリですが、結構メジャーにはなっていると思います。
屋根やアンテナの上にとまってヒーヨ、ヒーヨ。ピーヨ、ピーヨ。ピーチョロピー!ってな感じでたいへんにぎやかな…正直、結構やかましい鳥です
スズメとハトの間くらいの大きさで灰色、ほっぺにやや赤い部分があります。尾は少し長め。
森でも街中でもよく見かけられます。
そしてイソヒヨドリは「ヒヨドリ」と名前につくものの、ツグミの仲間。
今朝見かけたのは♂だったので、なかなか個性的な色使いの模様。
頭から胸元、背中は黒っぽい青色。胸から腹、尾の下あたりまで赤茶色。ばっちりツートンです。
ちなみに♀は地味なベージュ&グレーですが、全体的に瓦模様のようなまだらが入っています。
「イソ」の方は本当で、磯浜などで生息するそうですが、最近では結構離れた市街地などでも見かけられるようです。うちから海岸までは直線距離で3km以上あります。…磯じゃないよね。
私がこの鳥を初めて知ったのはまだほんの2、3年前なんです。
買い物に行った先ででとてもきれいな鳴声を耳にして、あたりを見回したらマンションのベランダの手すりにとまっていた鳥がピーチュルピールルって感じでのどの奥で転がすような声を交えながらさえずっていたのです。
家に帰って、大きさや模様を手がかりに検索して、イソヒヨドリであることをつきとめました。
その後、自宅の近くでも鳴声が聞こえることがあり、今まで気付いてなかっただけなのかとも思ったりして。
かなり響くきれいなさえずりで、インパクトがあります。♂♀ともに鳴声はきれいでいろんなヴァージョンがあって、文字にして書ききれない
今朝は自転車で急いでいたし、
写メも撮れなかったので残念
。かなり低い位置にいてくれたから撮りやすかったのになぁ~。鳴声も聞く間がなかったし。
何を考えてこの配色でこんな模様の服にしたのって感じのイソヒヨドリ。
こどもの塗り絵みたいなの。
検索や図鑑など見る機会があれば、是非見てみて欲しいです。