天から降りて来る

ネットサーフィン（死語ｗ）をしていたら、

突然、aikoの新曲が割り込んできた。

aikoのことはよく知らないが「カブトムシ」

とか古い曲は少し知っている程度。

可愛い顔してるけど、もういい歳なのね。

で、その新曲『skirt』を聞いて、

でんぐり返った。

これ、上手いのか下手なのか、彼女って昔から

こんなんだったか？

初っ端から何だかフラットしている。

半音まではいかないような微妙なズレ。

もしかして元々のメロディがそうで、

それに合わせているだけかも知れない？

いや、違和感を感じるのだから、

主旋律からズレているせいなのか、或いは

主旋律の運びがお約束と違うからなのか、

何だかよく分からなくなってきた。

ってか、これだけお約束から微妙に安定的に

ズラし続けるのは相当困難だから、

下手なんぢゃなくて

天才的に上手いのかもしれない。

そう思って昔の曲を聴きなおすと、

違和感なく感動的に上手に歌っている。

「さてはてめえ、さしずめインテリだな」

ぢゃなくて、

「さてはてめえ、悟りの極致に達したな」

かな。

彼女は音楽の世界において、既存のルールとか

お決まりに違和感を持つ性質のようで、

自分の頭の中に浮かんだことを自由に表現

していくタイプのようだ。

天才的な芸術家が揃ってよく口にする言葉

として、

「自分が考えているのではない。

天から自然に降りて来る」

というのがある。

多分、こんな感じなのだろう。

　

ワタシは天才とはほど遠いけど、

プチアイデアマンかな、とは思っている。

考えるのではなく、突然しょーもないことを

思いついちゃうんだな、これが。

面白そうだと直ぐやっちゃう。

やりすぎて怒られるｗ

人生は実験場。

実験はすればするほど正解に近づく。

何もしないのが一番時間の無駄。

でね、実験結果が良くなければ別の方法に

少しずつ直ぐに切り替えることが大切。

同じ方法に執着するから光が見えなくなる。

「根なし草」とか言ってバカにする教えに

根を下ろすのは怖いこと。

貴方に直接、天から降りて来ることに敏感に

なるのが健全だ。

ん～、スピって来たｗ