河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」 -4ページ目

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

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学校の出席番号は大概、名字のあいうえお順で

決まる。

河童家は「か」wだから比較的早い方なので、

順番に何かをやらされるにしても様子見が

できるし、待ちくたびれることもなく

絶妙な位置だった。

発表とか歌のテストとか予防接種とか、

ドキドキする局面でのこの順番は大きかった。

 

一方、俺は一番以外にはなったことがないから

いつも先頭だ、と愚痴る同級生がいた。

彼の名字は「相生(あいおい)君」。

これぢゃあ仕方がないw

おまけに背が低いから、並ぶといつも先頭。

二番ぢゃダメなんですw

幸い、成績だけは後ろの方だった、

なんてーのはウソだけど、

ワタシがいるから一番にはなれない、

なんてーのも大ウソw

 

会の座談会では活動報告というユル活の

吊るしあげタイムがあった。

当てる順番は、タマに来た人とか

マイペースな人から指名された。

 

当てる方からすれば、久しぶりの人が来たら、

何か悩みがあるのかもとか、もしかして発心

したのかと思って話を聞きたくなる。

でもそんなことは滅多になく、

「特にないです」

とか言われると誘導尋問が始まる。

そして

「波に乗りましょう」

「結果を出しましょう」

「自分史を作りましょう」……

 

活動しても、

「波をかぶり」

「悪い結果を残し」

「黒歴史を作る」

だけなんだけどね。

ユル活にしてみたら、活動はしてないけど

タマには顔を出さないと周りがうるさいから

とか、面白い話があるから時間があれば来てね、

とか言われて渋々来たり、誘ってくれた人の

顔も立てなきゃと思って来ている。

聞くだけのお客さんのつもりだったのに、

活動してないのに活動報告せよなんて

イジメでしかない。

もう来るもんか、なんて思いが芽生えるので、

余計に足が遠のく。

 

そして順番の最後に当てられるのがバリ活で、

話が超長いし非常識な武勇伝を聞かされる。

でもってその話、ずっと前にも聞いたがなw

 

どっちの立場もよく分かるだけに、

活動報告とか全員ひとこととかは

やめればいいのに、と何度思ったことか。

 

順番に当てることの本質は、活動を活性化

させるための強引な発破がけにある。

昭和のパワハラ手法を未だに引きずってるだけ

だと気がついた方がいいよ、司会者さん。

 

そんなワタシも随分と当てて来た。

みんな困った顔をしていた。

ゴメン。

でも順番に非活を作ってたのかもね。