余興のレパートリーを増やす | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

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以前の前振りを回収w

ワタシが余興のレパートリーを増やそうと

するのは何故なのか、少し長いけど書いてみる。

 

ズバリ、自分が楽しいからw

いや、自分が楽しいだけなら他にもっと楽しい

ことはある。

ならば何故、周囲を巻き込むのか。

実は、場を仕切る諸天善神を通じての

恩返しだったりする。

なんぢゃそれはw

 

ワタシは二十代で入会して以降、何の祟りか、

数年のうちにメンタルにダメージを負った。

幸い医者にかかることもなく数ヶ月で

自然治癒し現在に至るから、

軽かったのだとは思う。

しかし本当に恐ろしくて辛い経験だった。

周りに心配をかけたくはないので、

誰にも相談はしなかった。

時々、心身症的なものが顔を出し、

こんなことが一生続くのかと思えて

将来を悲観したりもした。

 

ダメージの原因は分かっている。

親しい友人と先輩の突然の死、

それに加えて自身の婚約破棄。

式場をキャンセルしたもんねw

 

これまで全く順調な人生だったのに、

これらが数年のうちに立て続けに起きたので、

デリケート?なワタシにはかなりきつかった。

入会して落ち着いた頃のことでもあり、

自身の宿業と捉えて活動で目を逸らせて

いたけれど、活動や唱題でそれらの事実が

変わるはずもなく、そしてメンタルが

回復することもなかった。

 

信じないと願いは叶わないと言われるが、

自分の願いって何だ?

起きた事実は変えられないし変えようとも

思わない。

一次的な問題は受け入れるしかない。

二次的な問題はまさに自分自身の心の

ありようであって、活動とは無関係としか

思えなかった。

 

そんな時、ひとりでいると沈みやすいので、

面白い仲間の集まるところに積極的に

顔を出していた。

仕事仲間が運営しているテニスやスキー、

バイクツーリングのサークルだ。

地元の無趣味でインドアな男子部では、

活動以外に何かを一緒に楽しむようなことが

殆どなかった。

 

会社の各サークルでのメンツは、それぞれに

少しずつオーバーラップしている。

ワタシは以前からこれらの全てに所属していたw

同期たちよりも残業がハードな職場だったので

ON/OFFを切替える手段にしていたように思う。

仲間は世代も広く全体で何十人もいたから、

面白い人物が少なからずいた。

この人たちが私にとっての諸天善神で、

ワタシのメンタルに好影響を与えてくれたのだ。

 

サークルでもワタシは自身のトラブルを

誰にも明かさなかった。

生活、仕事には目立つような大きな支障は

なかったから言う必要もなかったし、

言わないから誰も知らない。

でも本当はギリギリだった。

 

そんなサークル活動では時々、泊りがけの

合宿やイベントがあった。

そこでは夜になると酒も入り、一発芸が始まる。

面白い人たちの面白さがグレードアップする。

心の底から笑えた。

流れで突然、お前も何かやれとなる。

無い知恵を絞って即興でやるも、

それをやるならこうだろうと、

面白さを倍返しされる。

こんなことをやっているうちに気がついた。

メンタルには笑うことがいいと言われるが、

それを本当に実感したのだ。

そしてここが大切。

人を笑わす側になると、周囲にもいいけれど

自分への効果が何倍にもなって

返ってくるんだと。財務みたいにw

自分のことばかり考えていないで、

少しは人を楽しませることに気をまわしてみろ、

ってことなんだな。

 

お笑いは元々好きだけど、素人がする分には、

お金や人気に関係ないから何のストレスもなく

効果が大きいのかも知れない。

スペることがあってもネタのうち。

計算されたスベリはイヤらしく、

天然のスベリでは長続きしない。

出会いがしらのスベリがいいw

芸人でも、大御所の笑いは自らも笑っている。

お金は後から付いてくるからイヤらしさがない。

中堅で計算が見えたり自分が楽しんで

いなかったりすると入り込めない。

病む人も出て来る。

自分で笑いながら計算もする新人は、

将来どのように化けるのだろうか。

 

まあこんな感じで、ダメージを負いつつも

自分を客観視出来るようになれば大丈夫。

必ず良くなると信じられるようになった。

お陰様で、今では落ち着き払った

能天気キャラとして安定し、定着している。

それ安定なのか?w

少なくとも体重はあれから増えたまま

安定している。

 

これらの「楽しいこと」に助けられたワタシ

なので、「ウケるでしょ?」「驚いた?」

「不思議でしょ?」の思いは今でも

少々続いていて、余興のレパートリーが

自然に増えていく。

 

本プログも、ワタシは自分でふき出しながら

書いていることが多い。

自分中心なので他人さんがどう思うかは

微妙だけどw

 

こんな話は誰にもしたことがなかったなぁ。

日興(ワンコ)が生きていたら二十歳の誕生日。

こんなことを書いてみたくなった。