今年もあと三週間ほど。
そろそろ年賀状を作らないといけない。
活動を頑張っていた時は、下心で年賀状を乱発していた。
非活になった今は、無理に増やした分をフェードアウトさせて、やっとピーク時の半分ほどになった。
この時期に届くのが喪中はがき。
主に両親や祖父母の訃報が知らされる。
気になるのは、その年齢だ。
近年、九十代は当たり前、百歳を超えた方も複数枚頂いている。
八十代なら、ちょっと若くね?と思ってしまう。
まあこればかりは個人差が大きいのでひとくくりには出来ないけれど。
平均寿命は、平均値よりも遥かに上で亡くなる方が沢山おられる代わりに、それ以下の人たちも同様に沢山おられるということに想像力を働かせないといけない。
感覚的には幅が広がった気はする。何の話や。
先月、プリンターの調子が少し悪くなったので、年賀状の印刷前までには修理しておこうと思い、買った家電量販店に持って行った。
実は今回、延長保証が丁度切れたので恐る恐る持って行った。
そうしたら定額修理で12,000円ですと言われてホッとした。
これは安くてお得だ。
というのも、このプリンターはE社のエコタンク式なのでインクが大量に入る。
3年前にも修理していて、その時、インク残量が半分ほどだったけれど満タンで返ってきた。
それより以前でも、別のプリンターを修理した時も全色新品のインクが着いていて驚いたことがある。
E社の修理はそんなポリシーでもあるのだろうか。
だとすれば、今回はインクが空に近づいていて、そろそろインクを買おうかなと考えていた矢先でもあった。
これで満タン返しなら修理代がインク代相当だからチャラになるぢゃないか、とヘンな期待をする。
一週間ほどすると量販店から電話があった。
「あのう、済みません。修理代金の案内を間違えてしまいました。A4機は12,000円なのですが、A3機は23,000円だということを知りませんでした。だめでしょうか」
ガーン!
冷静を装う。
「それでは前提が崩れますね。想定外です。倍ですから、いいですとはちょっと。少し検討してくれませんか」
「分かりました。上と相談します」
半分ぐらいなら持ってあげてもいいかなと思っていたら、翌日、最初のとおりやってくれると連絡が来た。
なんでも、ワタシが上顧客なので善処するとのこと。
上顧客って、皆に言っているのか? 知らんけどw
以前3桁の買い物をしたからかな?
その後、修理完了したので取りに行ってお金を払った。
帰ってから点検すると、見た目が感動するぐらい新品のように清掃されている。
そしてインクは……
期待どおりの満タン返し。
ちょっと気が引けるけど、大体、5年ちょっとの間に2回もヘッド交換しないといけないような品質が問題だ。
量販店は災難だけど。
オフィス用途に近いA3機なのに、まだ2000枚しか印刷してないんだぞ。
ヘッドクリーニングで消費するインクの方が多いぢゃないか。
ちっともエコタンクぢゃない。
しかも修理可能期間は7年だという。
全然使い込んでないのに次に壊れる頃には買い替えないといけない。
これの前に使用していたヤツは同じくE社で、12年使用しても壊れず、予防交換したつもりだったのに……
まあでも、買ってから5年以上、一度もインクを買っていないから、結果的にエコタンクかw
読まない書籍や新聞を沢山買って積み上げ、会合で冷暖房をガンガンつけ、入れてもくれない期待票を連日時間をかけて大勢で数えるような家は、エコの対極にある無駄の巣窟、
ムダタンクだなw
ホント、経済革命したければ、
先ず非活になって知恵を絞らなきゃ。
ザルの財布は換えなきゃ。
お金の話が出たら警戒しなきゃ。