霧島は仏界 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

☆更新・管理頻度は不定期です。
コメントは、不適切と感じるものやリンク付きは承認しないことがあります。
掲載コメントの背景については承知しておりません。
無断転載・引用はご遠慮ください。

毎度慎みのない文章で失礼します。

実生活ではエロガッパ、ぢゃなくて、エレガントなワタシです。ポテチン。

 

男子部時代に、知り合いの女子部と意気投合して鹿児島の「21世紀自然研修道場(通称 霧島道場)」に遊びに行ったことがある。

えらく遠かったが、若さとノリというものは恐ろしいw

旧霧島屋久国立公園の中にあったらしく、とにかく広大な敷地だった。

 

昔のことなのではっきりとは覚えていないが、山の麓に車を止め、山頂にある施設を目指して山道を登って行くと、いくつか温泉の湯気が昇っていた。

登って行くと一合目ごとに、地獄界、餓鬼界、畜生界・・・仏界って書いた看板があったと思う。

意地悪く?施設には入れてもらえなかったが、記帳だけはしたような気がする。

そこは見晴らしがよく、自然が豊かで温泉まであるのだから最高の環境だ。

どれだけの会員が利用できたのかは知る由もないが、大企業の保養所でもここまでのものはなかなか無いだろうな。

 

霧島道場は、その後暫くして内外から、研修道場とは名ばかりでセンセイの専用施設ではないかとの批判が出たらしく、現在は閉鎖だか消滅?しているようで、ググっても出て来ない。

会お得意の「無かったこと」になっているのかな。

あれは「まぼろし~!」ではない。

ワタシは間違いなく行ってきたからね。

 

山登りでくたびれたので、帰り道で目にした「ジャングル風呂」の看板を辿って寄り道することにした。

それは道場の近くに位置するホテルの中にあった。

浴場の入り口のホールで、「じゃあ40分後にここで」と、二人は男湯、女湯に別れて入った。

脱衣して通路を歩いていくと幾つかの小さな湯舟があった。

誰も入っていない。

そのずっと奥に「ジャングル風呂」の入り口があった。

これだよこれ、ジャングルって何なのさ。

 

入って驚いた。学校のプールみたいな大浴場があり、あちこちに大きな岩が設置され、ジャングルのような熱帯の樹木が沢山植えられている。

ワタシは下半身にタオルを巻きつけ、ターザンになった気分だ。

 

前を見ると二人組が背を向けて先を歩いている。

二人ともやけに色白だな、お尻なんて女みたいだ……って、よ~く見たら お・ん・な だ!

こ、こ、混浴なの?

で、横を向くと今度はバスタオルを体に巻いた同行の彼女と鉢合せした。

赤い顔をして入口の方へ戻っていく。

 

マジか……ジャングルでつながっていたとは。

混浴初体験のワタシは、前を行く二人の女性の姿に吸い寄せられるように、しかし何気なさそうに……後を追ったw

まさに大欲情!?w

 

気配に気づいたのか、振り返った二人は20歳ぐらいだろうか、ワタシを見ても全く恥じらう様子もなく、お尻を隠そうともせずにプリンプリン歩いている。

地元の常連なのだろうか、イイものを見せて頂いた。

入浴料の元は取ったぞw

 

当時のその施設名は忘れてしまったが、今ググってみると恐らく「霧島ホテル」に違いない。

あれから30年近く経つが、ジャングルでの混浴は現在もそのままで、写真で見る限り雰囲気も大きく変わっていないようだ。

 

霧島はジャングルで確かに仏界につながっていたw