下っ端 | 河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

河童の川流れ 「いい夢見ろよ~ あばよ!」

分かる人しか分からない落書きメモ。
川に流されながら頭を整理中。

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遠い親戚のオバさんは区の幹部だったと思う。

ご主人は更に上のはずだ。

役職に興味がないので詳細は知らんけど。

 

たまにウチに訪ねて来て、両親に有り難いご指導をしていた。

オバさんの兄はクセモノで、昔、土地取引の話を私の祖母にもちかけ、騙して現金を持ち逃げしたことがある。

国道沿いのその土地の前を通るたびに、

「ここはウチの土地のはずだったのに」

と母から幾度も聞かされた。

母はそのことで、そのオバさんに対してもあまり快く思っていない。

 

ある日、オバさんがウチに来た時のこと。

共通の知人である本部幹部婦人について、母が信仰者としての姿を褒めたところ、オバさんから返ってきた言葉に驚いた。

 

「ふん、あんな下っ端が」

 

母も仰天していた。

どうも上の方の幹部って、なりたくてなるんだな、と思った。

マウントを取るために用意された椅子なのか。

こんな人が指導する世界が正しいはずがない。

そしてこんな名ばかりの幹部が少なからずいるのが会の組織だ。

世間から隔絶された信仰の世界の中で、威張ることの意味が全く理解できない。

配下の人数はもの凄く多いから、相当チヤホヤされてきたんだろうな。

 

ワタシが非活になったことをあの夫婦は知っている。

それ以来、ちっとも来なくなった。

党を批判したら、

「今度じっくり話をしよう」

なんて言っていたのに。

二人とも威勢が良かったが、本当は腰抜けなのか?

 

幹部よ来い 早く来い

非活をはじめた 元バリが

赤いカウルの バイク乗り

おんもで対話を 待っている

 

幹部よ来い 早く来い

おうちのそばの 会館の

出入りの会員 パラパラで

暇してるならと 待っている

 

 

もし来たら、指導を遮って普通の対話をしてみたい。

大幹部から会の衣を脱がせたら、一体どれ程の人物なのか、何が残るのか、とても興味がある。

こんなにも組織が衰退しているのにしがみついているのは、もしかして、そこにしか居場所がないのだろうか。

 

ワタシ?

居場所はいっぱいあるもんね。

テント持ってるしw