センセイや幹部の指導で、こんなのを聞いたことがあるなぁ。
会合は1時間で終わること。
女子部は夜10時までには帰ること。
破門を機に脱会するのは自由。
我々は選挙屋ではない。
どの党に投票するのも自由。
心こそ大切なれ。
一人を大切に ……
ね~ いいこと? 常識的なこと言うよね~
誰に向かって言ってんのかな~
現場での実態はことごとく違うんですけどね~
センセイ、もしかして知らないの?
センセイの優しい指導に対して、周りの幹部はこんなこと言ってたなぁ。
「有り難いことです。しかしお立場からの指導です。
先生のお心を酌んで、弟子がどう捉えるかなのです」
出た~~~ 得意の文底解釈! 文底ってのはホント便利だな。
冬だけにしとけよ、季節外れの忖度ロースと言われるぞ。
なので 「私たちの指導者は、こんなに素晴らしいんだ」 と聞かされて入会すると、指導と実態が全然違ってて驚くことになる。
「驚いているうちは六道輪廻だよ、境涯革命しなきゃ」
なんて言われてその気になって、幾星霜。
ゆでガエル寸前で、有り難い過激なご指導によって眠りが妨げられ、目が覚めたら覚醒河童の一丁上がり~w
思い返すと現場での我々も、世間一般に対してこんなこと言ってたなぁ。反省。
新興宗教ぢゃない。
センセイは教祖ぢゃない。
政教分離だ。
選挙運動は強制ではない。
入会してもお金はかからない。
財務をする、しないも、金額も自由 ……
師弟不二だからか、センセイと同じこと言ってたなぁ。
表向きにはいいこと言うけど、心が全然こもってなかったなぁ。
そりゃそうだ。ウソも方便、引き入れる方が100倍大事。
上層から末端までみ~んな、こんな感じだ。
そんな中で、ふと気付くとこうなる。
「こんなことを強制されるのはオカシイでしょ?」
「ですけど、そんなルールはありませんよ」
「じゃあ誰が言ってるんですか」
「一部の行き過ぎた人の捉え方でしょう」
「行き過ぎた人を幹部に置いとかないでください」
「怨嫉はいけません」
あったりめーよ、こちとら丈夫な露地栽培ってもんよ。
人並み以上の体と、人並みに近い頭を持ってんだよ。
ひ弱な温室インテリ職業幹部とは出来が違うのよ……
とは口にせず、目で訴える。
結局のところ、「建前ルール」と「暴走」の間を程よくコントロール出来るのが、幹部の力量なんだなぁ。
秘伝、秘宝、文底秘沈 ……
表向きと裏向き ……
こんな言葉で分かりにくくして勿体ぶるから、会の言うことをアンチがその中身の実態を解説しちゃうんぢゃないか。
教主はそんなものを秘沈したのか?
宗祖はそんなものを発見して開示したのか?
違うと思うよ、知らんけど。