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FiX the RIGHT WAY.... IN MOTION
from model to model as well as from year to year
Twenty-Twenty two
Thank you for supporting my small business
おかげさまで本年度も火の車何とかゴール・・・イン
様々なご依頼いただいたオーナーの方ならびに当ダイアリーに
お付き合いいただいた皆様まことにありがとうございます
■FiX Your GT■
オイルモレ&消費でドッグインしたマスタングGT
エンジンを開けてつついていくうちに
結構深い所まできてしまってます
見つかってしまったモノはすべて成敗・・・と、指令を受け、
オーナーの愛車魂と情熱に応えていきたいと思います
現車は前年度はオプション設定だったバックアップランプも
標準装備となってます
※昔バイヤーズガイドで読んだ記憶です
また、翌年にはこの小さな車体に390cu-inの
ビックリブロックが搭載されていきます
そして、カマロやダッチャレ(バラ)などの刺客も現れてきます
しまいには、エンジンも各メーカー、BOSS-HEMI-MarkⅣ・・・
搭載と、行くとこまで行ったみたいな
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シリンダーヘッドのバルブから相当な圧縮モレを起こしているのが判明し、
ヘッドは加工屋さん行きになってます
バルブ&ガイドはオールリフレッシュコースでお願いしてあります
そのヘッドがいない間にまだ何か出てきそうな予感がするので、
地味に捜査を進めることにしました
PICはカム山(リフト)の点検です
こちらは"IN&EX"ともにクリアです(16発)
奥に写るヘッドガスケットが社外品だというのが
お分かりになる方もいると存じます
過去になにかしでかしている・・・ようです
ピストンのアタマにもカーボンが蓄積しているので
ブッ飛ばしていきます
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ボアの状態もできるところまではチェックしていきたいと思います
こういった計測のドリルは重要でこういった高価な計測機器も
宝の持ち腐れ・・・にならないようにします
見た目ではわからない真実が伝わってくるので、
仕事的にも楽しめる・・かもです
ここで、異変
ストックのボアに合わせたボアゲージの指針が
何だか反応いたしません
ボアをざっくり測ってみることにします
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Umm... ボアアップ作戦決行されてます
4.000"+ .025"+.005"= 4.030"
30オーバーになっていました・・・
地味な作業が実を結び、新たな真実に気付くことができたようです
昔、雑誌とかでエンジン組付けるだけで
エンジンビルダー〇〇氏
そして、ラーメン屋さんポーズで腕組みして凄んでみる
・・・とかよくあったみたいな
ボアアップ作戦が決行されていた旨はオーナーに"CALL"しておきました
(寝耳に水)のようでした
8番シリンダーの下方にゲジゲジが見つかりましたが
今回は"Let it be"・・・にします
シリンダーヘッドも仕上がってきました
仕上がりを信用していない訳ではなく、
加工屋さんの真似をしてアタリを見る練習・・・です
バルブも16本オールニュー・・・です
ここまでくるとバルブスプリングのチェックもやっといたほうが
良い予感がし、決行・・・・
リザルトは悲惨・・・
ふんにゃり…
スペックから大外れ状態
結局シリンダーヘッドはコアはオール補修~パーツはオールニュー
になります
スプリング選びに突入・・・・
「この際一番馬力の出ているタイプにしましょう・・・ブツブツ」
…だと、悲惨な結果になるかもです
289cu-in.も当時出力等によって数種類のスプリングレートのモノが
ラインナップされているので適正なモノをチョイスする必要がある・・・かもです
何でもハイパフォーマンス路線に走り、結果的には悲惨・・・
そんな劇場は避けるようにしています
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スプリングもカンザスより来横
こちらもバルブと同様16コ交換指令でました
フォード社からのスプリングのチェックポイントは2か所
来横したスプリングもすべてテストをパスしシリンダーヘッドはこれでオキドキです
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"In & Ex"組付け開始
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ダンパーも荒れていたのでスリーブを装着
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そして、クランシャフトをロックして既定の数値でバッチリロック
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ボヤけていたシリンダーヘッドも左右バッチリ鎮座
おまけにシリンダーボアは30オーバーになっていたことも
判明し、今回は様々な収穫があったと思います
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▲油の仕掛人も無事鎮座
火の仕掛人もReady・・・です
Pick-up と Trigger Wheel (Reluctor)がサビサビですが
今回は"Let it be"・・・にします
バキュームアドバンサーなしのモノがくっついてしまっているので
ココは以前からオーナーと査問会議が続いている箇所です
発条をクタクタにしてレスポンスアップ・・・
作戦もありますが、日本の道は平らな道ばかりではないので
ストックの状態をキープさせてます
※うまくセットすればOKです
そしていざ着火・・・
クランキングシステムにハプニング発生し見送り状態
■休日の友■
シリンダーに縦キズが入りシリンダーボアを拡げる運命になったバイクの
ピストンは西のキースブラック製にしてみました(山勘)
コンプレッションレイシオはやる気のないタイプのモノにしてます
現時点でシリンダーの加工も完了しているので
元日からレンチ握るかも・・・です
それが、The 男
Twenty-Twenty threeもよろしくおねがいします
Have a Great Holiday!
-Yours Truly-
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オールドハウス
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