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Greetings
Boppin’ the Blues
*The Car of Fire/ ザ・火の車*
本年度もご依頼の数々、誠にありがとうございます
2019年火の車も頑張って走り切ります
ご待機されているオーナー様方々にもご満足いただけるよう、
手間暇惜しまず作業ならびに研究等、謙虚なスタンスで新年に突入したい所存です
2019年12月 火の車ドライバーより
☆☆☆☆☆
*The ターボハイドラマチック*
ドラッグレーサー仕様~ノーマル仕様に戻し
其の三
▲ポンプを外してユニットの点検に入ります
バルブボディもPICでは外れていますが、様々なモディファイが確認できています
どこのメーカーのキットがどのように組み込まれているかわからないので、
時間は結構掛かります
当時の取説もないので、羅針盤なしに大海原を航海・・・といったジョブです
〇
〇
▲バンドも酷使
普段のリビルトではお目にかかれない、暴走ラインも
センター付近に確認できます(焼け)
〇〇
▲Umm…自作アキュームロッカー
シブいけど目指すはどノーマルですので、手を打ちます
変速時にライン圧を減圧させる装置です
オートマは変速の際にワンクッションおくのがお分かりだと思いますが、
その時に働いているのがアキュームレーターです
現車はそれを自作アキュームロッカーで減圧させず、
”ガツン“と男の変速を実現させています
-Accumulator-
Line pressure routed to the accumulator causes the piston to
Cushion application of the clutch. The spring within the accumulator
Acts against the piston. The force of the spring and the pressure of the
Clutch oil push the accumulator piston back towards the line oil to allow
A gradual build up of the clutch pressure. 専門家の文献です
☆☆☆
▲モジュレーターバルブは無事
〇〇
▲バルブボディは結構改造されています
レギュレーターバルブのスプリングは圧を高める為、
結構カタいタイプのモノに変更されていました
ただ、後にクラッチユニットをバラして拝見していったところ、
この圧を上げる作戦は失敗に終わってます
圧を上げっぱなしもノーマル仕様に必要ないのと、下手に圧を上げたままだと、
末端のスプリング等の破損につながるので、ノーマルのタイプを探します
☆☆
▲ バルブボディドンガラ化
バルブ、スプリングが変わっていたり、油圧のルートを変更させるパーツなどが、
確認できました
☆☆☆
▲各ボアチェック
ジェネラルモータースは4スピードのオートマになるまで、
鉄キャスト製のバルブボディを貫き通しました
〇〇
▲クルーズ中ガスペダルを床まで踏み込むとダウンシフトして
クルマは加速していきます
PICはその時にその油圧の指示をだすキャストです(Detent)
ノーマル仕様には重要なパーツたちです
※ドラッグレーサーにはキックダウンは不要
☆☆☆
▲ケースの一番ケツからユニットを組み上げていきます
ただ、いきなり異変
ロー&リバースセクションのクラッチがおかしなことになっています
焼けていますが、ドラッグエンジンのパワーに負けてズリズリに滑った感じではないです
〇
▲ピストン選択ミス
PIC左のモノが付いていたものです 右が今回来日したモノ(5faced&steel)
L型用: Intermediatex2 /Directx3 / Fowardx4/L&Rx4
V8用: Intermediatex3 / Directx4/ Fowardx5 /L&Rx5
現物のトレイニーはLとV8用のパーツがごちゃ混ぜになっていて、
それぞれ痛々しいクリアランスで組まれてしまっています
ただ、組んだ方を責めず粛々と作業するのが男 こうゆうのが良い教材となり、
今後に役立っていきます
揚げ足取って天狗・・・・ Ummm…ちょっと悲しいですね
☆☆☆☆☆
▲たっぱ3インチ超えのピストンは約シール一段分トールです
〇
〇
▲良い感じでL&Rならびにリアクションキャリア等組みあがりました
☆
☆
▲ ダイレクトクラッチもパワー負けでなく、プレート選択ミス等で
バーン状態です
ダイレクトクラッチはそれぞれ、
Tighter, Minimum , Medium, Maxmam と、段階別で調整する方もいます
0.015-0.122"
***
▲フォーワードクラッチもほぼほぼ終了状態
各状態から察するに、エンジンのパワーはリアタイヤに充分伝わってなさそうです
☆
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▲ストリートの強い味方、うねうね野郎も来日
フォワードクラッチはパーク&ニュートラルそしてリバース以外のレンジでは
すべて”ON”になっているクラッチセクションですので、まともに煮詰めないと
すぐにオートマ全体がヘコたれます
ターボハイドラマチック
ドラッグレーサー仕様~ノーマルのデイリードライバー仕様へ
泣きたくなりつつも・・・づづく
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▲走りが結構重ったるいアストロバン
▲その原因はピストンがボアの中で動かなくなり、引きずり状態
何時も苦しめられる例の材質のピストンです
※フェノリック
▲オーバーホールしてもあの頑固さは絶滅しないので、キャリパー交換
〇
〇
▲ 麺つゆ風に変色してしまっているブレーキフルードもとっかえます
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▲ファクトリー四輪ディスク仕様&6ケツ
この後アストロバンはGMから除名されます
ただ、まだまだ人気のクルマです
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▲アメリカンフュエルいただきました
いつもすみません
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▲ テストドライブして完了
他、スカスカエンジンマウントも交換しました(L&R)
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