F250 PARTⅡ ★★★ヒッピーからCALL onbirthday | 横浜アメ車修理、メンテのオールドハウス " FIX the RIGHT WAY"

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GENERAL MOTORS★FORD MOTOR COMPANY★CHRYSLER CORPORATION.....中心に日々JOB~研究に爆走&前進中・・・


12/02/2018(サンデー)


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Greetings

今年の火の車事業もあとわずか1か月・・・
ご依頼してくださる方、ならびにこの劇場をご覧くださる方
"Thanks lot"です

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■FORD F250 ■
ミディアムデューティートラック
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 其のⅡです

リアビューもイカす

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 環八で暴走トロッコ・・・
パンク寸前のブレーキホースを交換しました(リア)

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 ハイドロラインのパイプも腐ったところはチェンジ

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▲ 新車と同じラインをコピーして装着します


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 Dana 60 Integral Carrier Axle

デフまわりチェックとオイル交換です
現車のギアレイシオは3.73

F250(Dana60)は2ピニオンのフルフローティングアクスルです
他、4ピニオンのフルフローティングアクスルはDana70シリーズと
呼ばれ、F350などに装着されています

このあたりの"Pawsey Rear End"化もSure thingです
ご相談下さい
(Posi traction)

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 マニュアルトランスミッションのオイルも交換

このギアボックスは
New Process 435という型です
ローとリバースの歯車がスパーカット
セカンド~フォースギアがヘリカルカットの歯車が
使用されています

なので、ロー&リバースシフト時は結構いい感じの
ギアノイズが堪能できます

また、指定のオイルはSAE50と、当方の知る中では
ハーレーのショベルヘッドあたりで使用されているエンジンオイルと同じ

「ハーレーはクリアランスがガタガタなのでカタいオイル」と
以前オイル屋さんに催眠術をかけられそうになりましたが、
ピストンクリアランスや上まわりのガタはこのF250のE/Gと似たり寄ったりです

ハーレーのSAE50には他の理由
構造等をよく勉強しないとデマだらけの世の中・・・

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▲ Leece-Neville Alternator

13ボルト台をかろうじて絞り出すオルタも引退
ポン酒をかけてあげてねぎらう・・・

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 新たな発電マンは信頼の"Sun-G"

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 何だかヤバそうな気配がしたので、
リアのハブまわりも捜査します

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 ハブシールがアウト
ドラム側にオイルがオーバーフロー

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▲ 大事件(ベリーデンジャラス)

アジャスティング&ロッキングナットをロックしておく
ロッキングワッシャーが使いまわされ、
ハブごとタイヤがブッ飛ぶ・・・

ロックするタブが折れてなくなってしまっています(内外共)

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 ここはほんとに命拾いといったレベルです

左右とも交換

割ピンと一緒で使いまわし不可です



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アクスルシャフトのフランジG/K
ここもフォードからは脱着のたび交換指示出ています

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 ハブベアリングもプリロードを与えてしまうと命取り・・・

ベアリングにアタリを付けておいて、ある角度だけ
バックオフさせます


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 ロッキングワッシャー~ロッキングナット装着

アジャスターナットはエンドプレーを与えるためロックされていないので、
大外のロッキングナットを90-110 ft-lbsでガッチリとロック

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 エンドプレーチェック
.001-.010"

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 ベンチレーションホース放置
だいたいこんな感じの車両が多いのも事実です

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 フレッシュエアー側のフィルターが見つかったので、
エンジンのベンチレーションも直し、エンジンにも楽してもらいます

上のフィルターはベンチレーションが正しく行われていなくオイルが
逆上してしまっています(ミスト)

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 エアクリーナーも新品にチェンジして
ケース側の処置は完了

"Closed Type"です

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▲ バルブもフォードにこだわる・・・

このバルブからクランクケース内のミスティが
"Cross-H"に入っていきます
※入る量はマニホールドプレッシャーで調整されます

ベンチレーションをしないと、クランクケースの中は
換気扇のない焼き肉屋状態みたいなもの・・・?

他、内圧も下がりオイル漏れも減少のチャンスあり

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▲ サーモで吸入空気を切り替えるフラップ
ここはパーツが出ず、バネを外してよしとしました

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▲ 好調 391cu-in. FTエンジン

パッセンジャーですと、FE(1958-1971)と呼ばれ、
1960'sに大活躍したビックブロックです(Y-ブロックデザイン)

トップオイラー
サイドオイラー
トンネルポート
Cammer
・・・といった用語がパフォーマンスシーンでよく目にします

FTはトラックに使用されていました(1965-1976)

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 その他モロモロ作業を終え、調子を上げたF250

合衆国ではブルライダーに大事にされていた雰囲気が
何故か漂う・・・

■F250■
都会のデイリードライバー計画
(The End)


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■ヒッピー■
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▲ ヒッピーのせがれから、誕生日の日にちを間違えてCallあり
女もできて、仕事もぼちぼち始めたらしい・・・

ちょび髭で完全なおっさん化


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