役員報酬は上がり、社員の年収は下がる。賞与激減。
仕方がない。
賞与の原資はない。
だから賞与は薄い。
しかし、それでも役員報酬はアップする。
大規模リストラを実施し、固定費を大幅削減した経営陣。
その褒美なのだろうか。
製造原価が大幅に減ったようだ。
昔は、長年勤続した社員には表彰があった。
今はもうない。
経営陣は、「・・・会社にただ長くいることは表彰に値しない。・・・」
といっている。
景気がいい頃は社内の雰囲気は良かった。
今は、現場は委託先の外注の人が大勢いる。
社員がいなくとも製品は製造され出荷されていく。
同じ作業を社員がやるのと委託先の外注スタッフがやるのとでは、原価が違う。
社員が作れば1個、1万円だったとする。
でも、外注スタッフがやれば、1千円。
10倍は違う。
でも、それで黒字になるかというと。
受注数が減っているのと受注単価が下がっているし。
材料費が高騰しているので、まったく黒字がでない製品が多い。
売れば売れるほど利益がでる高機能な高額製品は売れない。
減収減益が続いている。
それでも配当は出している。
役員は株を大量に保有している。
社員の中でも役職者は株を大量に保有している。
一般社員も持ち株会を通じて株をかなり持っている。
一般社員も端株とはいえ、株を持っているので株主ということになる。
配当があることで喜んでいる一般社員もいるけど、金額はたいしたことがない。
大量に保有している人は配当があると嬉しいだろうけどね。
無配にしてでも、一般社員の賞与を上げて欲しい。