渡辺道場の渡辺です。
まぁ、普通に金曜日の練習回なんですが。
体力作り系の前半を終え、休憩を挟んだ後半から、一般のショウタが、お友達を連れて来ました。
事前に、「友達を連れて顔を出します。」とは言っていましたが、サッカー仲間とサッカーの練習帰りに寄ったようで、お友達3人を連れてです。
小学生の中学年以下と幼年はユメにみて貰い…
突き指をして組手ができないウミの基本をリコに見て貰い…
小学生高学年と中学生には、私と一緒にショウタとそのお友達3人の相手として付き合って貰いました。
取り敢えず、私らがやっている空手を見て貰い、何となく体験して貰えれば良いかな?と、簡単な構えと基本的な突き蹴りの練習を一緒にして貰い、門下生同士の組手の試合形式を見せ、次に受けに専念した門下生相手の試合、見学者同士の試合を体験して貰いました。
私は、見学や体験希望者が来た時には、メチャクチャになっても良いので、なるべくならば試合の形式を体験して貰いたいと思っています。
今回、体験して貰った彼らも、『当てない・振り抜いてこない』とは解っていても、「うぉ〜!?怖ぇ〜え!」と、目を逸らしたり、背中を向けたり体勢が崩れたりしていましたが、格闘技の経験が無ければ、これは至って普通の反応なんです。
殴ったり蹴ったりって、怖くて当たり前です。
相手をする門下生には、避ける事に重点を置いた立ち回りをさせますし、技のコントロールをしっかりするように言いますので、怪我をさせる心配は有りません。
「楽しいと思えればまた来て、良ければ入門してください。」なスタンスです。
連れて来たショウタも相手をしましたが、技を出さずとも、構えて間合いを詰めるだけでも威圧感を与えるのですよ。
ショウタとしては、相手が良く見えていたでしょうし、メチャクチャな動きをされても、自分が致命傷になるような攻撃を受けてしまう事もなければ、何をどうする必要もないと思ったのでしょう。
「お前、こんな事できたのかよ、スゲーな!!」
とショウタの仲間達が驚いていましたが、これが格闘技をやっている人とそうでない人との差なんです。
ショウタは今まで、仲間達には空手を見せた事もなかったのでしょう。
はい、それで良いんです。
空手なんぞ、できても何も偉くも凄くもないですし、ひけらかすものでも有りません。
ショウタは公認初段を保有していますが、決して凄く強い選手だった訳では有りません。
社会人になって、練習に来る回数も減り、お腹も出てしまっていますが、それでも身に付けた技術や戦い方は忘れてはいません。
体験の人が来る時は、実は、今居る門下生達にとっても、自分達が身に付けている物の凄さを実感して貰える良い機会なんですよ。
今回は、久しぶりにサイズの大きい人達だったので、中学生達に相手をさせましたが、その気になれば自分達よりも身体の大きな大人をも圧倒できるという事が解ったのではないでしょうか。
自信にもなるでしょうし、手にした力の怖さを理解して貰えればと思います。
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月 19:00〜21:00
清水第五中学校体育館
火 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
水・木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
金 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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