渡辺道場の渡辺です。
先日の公認段位審査の結果通知が届きました。
毎度、思いますが、静岡県空手道連盟の段位委員会は仕事が速いです。
有り難い!
ソラ、公認少年二段に合格です。
彼女は、小学1年だった昨年8月に公認初段に合格し、1年経過したので今回、受審資格を得ました。
昨年の初段合格時点で、「1年後の審査で二段を受ける事はできます。受けるつもりで練習をするように。ただし、実力が足りないと思えば、次以降に見送ります。」とは言ってありました。
7月半ばくらいの状況では、「ギリギリなんとかなるか?」ぐらいの出来でしたが、8月に入って形の出来が良くなり、「これならば受ける価値は充分に有る」との判断で受審申込をする事にしました。
無事に合格できて良かったですよ。
静岡県連盟の審査開催状況から考えるに、最速での二段到達パターンですね。
本当に早いですよ(笑
18歳(高校在学中)までは二段までしか取れないですし、高校生(義務教育終了)になれば、「少年段位」は審査無しの申請のみで「一般段位」への移行が可能であり、大学生・社会人になれば直ぐに公認三段が受審可能となります。
二段まで取ってしまうと、暫く審査の事を気にしなくて良くなるので、かなり楽になりますね。
全国大会での良績を望むのであれば、更に特化した練習に取り組むも良し、勉強に力を入れるも良しですよ。
会派に属さない我が道場では、道場内審査は初段までで、初段到達と共に公認段位審査へと向かい、それ以降は全日本空手道連盟の公認段位の上位段取得へと進みます。
それと同時に、段位取得と取得可能となる資格も案内しており、将来の指導者への道も示しています。
私としては、「空手を長く楽しんで欲しい」と言うのが一番なので。
道場内審査についても、何をどうすれば良いかを考えて貰う為にも、特別規定を含め、門下生には内容を全て公開しております。
道場審査では、公認初段取得を目標としており、道場内の初段を取得するまでには最低でも10の形が必要となり、組手で戦い切る能力が求められます。
普通に練習に参加していれば、昇級昇段の速度の差はあれど、誰でも黒帯まで行けて、ここまで到達できれば公認段位を充分に取得できるレベルになっています。
逆に言うと、「次に来るであろう公認段位審査会までに公認段位審査での合格水準にまで押し上げられるかどうか?」が、道場内審査の初段合格の判断基準とも言えます。
今回の審査で、彼女は僅か7歳にして二段に到達しましたが…
彼女自身の頑張りは勿論ですが、それを支えてくれたご家族、そして何より一緒に練習をしている道場の仲間の存在が大きいのですよ。
強い人、まだまだな人、全ての人が居たからこその彼女の昇段ですよ。
誰か一人が欠けても違った結果になっていたと思います。
今日の練習後に、全体にその事を話しましたが、合格の知らせに喜びつつも、「皆の支えてが有ってこそ」の話に彼女も神妙な面持ちをしていました。
段位が上がれば強い訳では有りません。
ですが、手に入れた力・立場には責任と役割が付いてきます。
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月 19:00〜21:00
清水第五中学校体育館
火 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
水・木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
金 19:00〜21:00
清水銀座本部道場
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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