JKFan シーガルC2020の形競技に参加してきました。
3月に行われる予定だった、シーガルC。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、一度は「6月に延期」となりましたが、結局、ここでもできず。
6月上旬に、再度延期となり、藤枝市の静岡県武道館に場所を移し、7/18(形)と7/23(組手)の2日間での開催が決まりました。
シーガルCは、焼津市に有るシーガルドームでやるから「シーガル」の名を冠していますが、コロナ禍で選手、審判、役員、係、観客全てを含め、施設キャパシティの50%以下にしなければならないので、県武道館なのでしょうね。
私らの道場は、均せば月1ペースくらいで試合に出ていましたので、色々な大会が中止になる中、「何とか大会を」との主催者の心意気は有り難いと思いました。
何の目標も成果を試す機会も無く、通常の練習でも制限が有る中でというのは、モチベーションを維持するにも難しいですからね。
コロナ禍でのモデルケースとして考えれば、私らにとっては、使い慣れた施設ですし、県大会が行われる会場なので、ここでの開催は今後の試合がどう行われるのかを見るには丁度良いと思い、改めてエントリーをしました。
この日程では出られないとなってしまった人も居ますし、コロナ禍での大会に不安を覚えて回避の人も当然居ますし、逆に3月のタイミングでは都合が付かなくて申し込んでいなかったけど、ここなら出られるとの人も居ました。
再度、開催が決まった要項にも、コロナ禍での開催で有る事の注意事項が明記されており、要項発送後の6/19に出された全日本空手道連盟のガイドラインに照らし合わせて、「形名のコール無し」、「気合無し」も追加で案内が来ていました。
昨今の緊急事態宣言解除後の感染確認者数の増加にも対応し、前日の7/17には、「観客席は使わずに無観客試合」にする旨、「父兄も選手1人につき1名の誘導役としての入場が許される」との案内もありました。
さもありなん。
目まぐるしく変わる状況に対応しなければならず、本当にご苦労されたと思います。
試合としては、取ろうと思えば12面は取れる会場ですが、今回は4面のみ。
蜜にならないようにする事と、参加選手数が減る事を考えると、審判の確保、係の確保も含めこれが限界でしょう。
開会式無しで、選手と付き添いの父兄は、部門毎に指定された時間に会場入りし、検温と問診票の記入と提出があったので、相当に時間が掛かってしまったようですし、入り口付近で固まってしまう事があったようですが、これも考えなければならない事ですね。
あれこれとやる事が多く、時間が押してしまったので、結局、2人ずつ同時の演武で順に得点を表示となりましたが、時間の調整とやり方次第で効率良く回して1人ずつ演武をする事も可能でしょう。
アメリカではワクチン開発が臨床試験の最終段階に入ったと聞きましたが、covid-19とはまだまだ上手く付き合って行かなければならない状態です。
何をするにも気をつけなければならない中、どうやって回して行くかを考えるには、空手の大会に限らず試行錯誤が必要ですね。
それでも、相当なご苦労をされて開催に漕ぎ着けた主催者には感謝しか有りませんよ。
参考になりました。ありがとうございます!
感染者数の少ない静岡だからできたのでしょうが、後は大会参加者から感染者が出ない事を祈るばかりです。
ちなみに、今回の門下生の結果は…
○小学4年男子形 4級以下の部
第3位 アリコウ
コロナ禍での回避も多かったのか、選手数も少なく、出てきた選手は県大会で上位に喰い込む選手ばかりで強かったです。
この形競技に出場た7名中、トーナメントのフラッグ方式で行われた、小4男子4級以下に出たアリコウが3位になりましたが、得点方式で行われた部門の6人は、残念ながら、第1ラウンドを突破できずに終わったようです。
私は審判に入っていましたが、得点も読み上げないし、誰が勝ち上がったかのコールも無かったので、担当コートですら誰が優勝したのかもイマイチ判りませんでした。
試合が終われば、直ぐに帰らなければならない(閉会式も無いし表彰も無し。入賞者には後日、郵送。)ので、試合がどうだったかも聞けませんでしたしね。
うーん、仕方がないとは言え、流れ作業をこなしているようで、私ら審判には審査会でもやっているかのようでしたね。
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静岡県静岡市清水区の空手道場
剛柔流空手道 渡辺道場
練習場所
月・水・金 19:00〜21:00
清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)
木 19:00〜21:00
清水三保第一小学校体育館
お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで
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