取り敢えず、一段落。 | 剛柔流空手道 渡辺道場

剛柔流空手道 渡辺道場

静岡県静岡市の空手道場です。
平成30年5月より、「剛柔流空手道 阪本道場清水支部」から「剛柔流空手道 渡辺道場」に名称変更しました。
令和6年4月に清水銀座本部道場を開設しました。

渡辺道場の渡辺です。

中学生以上の県大会は、まだ5月末に控えていますが、昨日の少年少女静岡県大会が終わり、静岡県の道場は一段落だと思います。

全少の常連選手や、中学生以上の有力選手が多く在籍する道場は、この連休もあちこちに遠征し、強者と戦い続けるでしょうが、私は「休む」事も大事だと思っています。

家族の時間も大切にして欲しいですし、子供は子供らしくあって欲しいですから、休みを利用して家族でお出かけ〜なんてのも一向に構いません。

そうは言っても、特に予定もなく、「家でダラダラしているだけなら練習に行って貰いたい」と考える親子さんも居るでしょうし、純粋に「練習をしたい」という方もいらっしゃるでしょう。

渡辺道場としては、この連休も、5/3(金)だけを道場として休みを取り、施設休館日の第1月曜である5/6(月)以外は普通に練習をします。

「一人でも来る人が居れば練習をする」というのは、昔から変えていません。
練習に来る事を「習慣」にする事が大切だと思っていますからね。


空手は昔は、イカツイ男たちの「大人の競技」でしたが、様々なスポーツや娯楽が増え、仕事も忙しかったり、家族の構成が変わったりで、大人で空手を続けられる人が激減してしまい(それだけ日本が豊かな国になったという事ですが)、いつの間にか「子供の習い事」になってしまい、その中から続ける事ができた人が、中学・高校・大学と競技者としてトップ選手になって行くようになりました。

この構図は、空手だけに限った事ではないのですが、「武道」と言う特殊な概念と、殴る蹴るの危険が伴う競技故に、他の競技に比べて長く続けるのが難しいのかもしれません。

私としては、それらも含めて長く楽しんで貰いたいと思っていますが…

何度も言っていますが、「空手バカ」にはなって貰いたくないのです。
多くの知識や技能を身に着け、広い視野で物事を見る事ができる人になって貰いたいと思っています。

勉強も大事ですし、他の物に目を向けるのも大事。
友達や同僚、恋人と遊ぶのも大事だと思います。

空手も同列であり、私はたまたま、空手を通じてそれらを教えているだけであり、自信となる物を持たせてあげたいと思って道場をやっています。

幼年、小学生、中学生、高校生、大学生、一般と幅広い年齢層が居て、それぞれの目的に合った練習を行い、その中で仲間を思い遣り、切磋琢磨を行える「道場」は、人間形成・人格形成には持って来いだと思っています。

昨日の大会で、シュウカが優勝した事により、我が道場でも久しぶりの全少出場権を得ましたが…

姉のオウハが先に空手を始めて、妹のシュウカは正規入門前から道場内をチョロチョロとして練習する姉を見ていた事、入門後も親御さんが熱心に休まず通わせていた事(事実、昨年度はシュウカは出席数が2位でしたしね)、家でも姉妹の自主練をしていたとも聞いていますし、何よりも本人の頑張りが一番大きいのですが。

残念ながら、現在、シュウカの同級生は我が道場にはいませんが、道場に来れば、必ず相手になってくれる誰かが居る訳です。
一緒に練習できる仲間が居て、参考になる先輩達が居るのです。
我が子だけでなく、分け隔てなく暖かく応援してくれる父兄の方々が居るのです。
忙しくてなかなか来られない先輩達も居ますが、たまに顔を出してくれたりもしますしね。

そして、出稽古や合同練習で協力や指導をしてくださった他道場・学校の先生方や選手の皆さん、多くの大会出場機会を与えてくださった空手関係者の皆さんに感謝ですね。

それらがあってこその、今回の彼女の優勝だと思いますし、道場生全員の成長が見られたのだと思います。

私は何もしていません(笑)

今、居る道場生、ご父兄、そしてOB、皆の力ですよ。
手前味噌ですが、「良い道場だなぁ」と思いますね。

さぁ、次は、5月末に大会に出る、サリ・リコ・ヤマシタ君の番ですね!

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静岡県静岡市清水区の空手道場

剛柔流空手道 渡辺道場

練習場所

月・水・金  19:00〜21:00

清水三保体育館武道場(旧東海大学第一高校)

木  19:00〜21:00

清水三保第一小学校体育館

お問合せ 090-8321-0211 渡辺まで

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