今日は、静岡県空手道連盟主催の「平成29年度 公益財団法人全日本空手道連盟 基本形伝達講習会」に行ってきました。
来年から完全実施となる「基本形」。
既に多くの道場では、規定形から基本形に切り替えて指導をされているかと思われますが、再度確認しておきましょうって事ですね。
四大流派の剛柔、糸東、松濤館、和道の規定形も、今までは同じ形でありながら、微妙に解釈が違い、バラツキが有りましたが、統一しましょうとなったのが、この「基本形」です。
私どもの道場でも、随分前に基本形の撃砕第一、第二での指導にしてきましたが、改めて確認する為に参加しました。
他流派の形にしても、審判をする上で、ポイントは押さえておかなければなりませんからね。
先生達も、しっかり道衣を着て、こういう講習を受けて勉強しているんですよ〜!
さてさて、やってみると…
いやぁ、難しい。
大筋ではそれ程変わりはありませんが、各流派で立ち方も違えば、足の回転軸が違ったり…剛柔以外の3流派のヘイアン・ピンアンの初段〜五段は、大体動きは同じような構成でありながら、解釈が違ったり、技自体が違ったり。
印象的だったのが、四段の中の技で、糸東は「すくい受け」で、松濤館は「首筋への手刀打ち」で、和道では「中段蹴りを払い受け」だとか。
まるで違いますね(笑)
何となく解っているつもりでしたが、改めて聞くと、「なるほどな〜」と言った感じでした。
面白かったですし、良い勉強になりました。
取り敢えず、私の通常稽古以外の年内の空手行事は終わりました。
今日、顔を合わせた先生方も、毎週のように会っていましたが、お疲れ様でした。
また、来年も、宜しくお願いします。
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