阪本道場 渡辺です。
10月2日(日)に、当道場主催の『第14回 金太郎空手道親善試合』が開催されました。
県連盟の審判講習会が同日に開催されたり、いつも来てくださる方々が、地域の市大会と重なったり、前後に各地で大会が組まれている中での過密スケジュールの中ですので、極端に参加支部、参加者が少なくなるのでは・・・?と思われたのですが、不思議、不思議。
お陰様で今回は、当日の飛び入りも含めると、32支部の参加を頂きました。
この事情を知ってか、「審判、苦しいのではないですか?協力しますよー」などと言ってくださった方々も多く、本当にギリギリではありましたが、全コートに審判を正規の人数で配置もでき、試合としての体裁は何とか保つ事ができました。
本当にありがとうございました。
私どもの大会は、「交流」に主眼を置いた「親善試合」であり、『とにかく多くの試合を!』と『近くで見て感じて、楽しく!』が大会の趣旨となっております。
特徴的なのが、個人組手で行われる、『たなぼた戦(たなからぼた餅から由来)』で、1、2回戦などの緒戦敗退者同士が進むトーナメントが、その場で組まれて行くのです。
このトーナメントがあるお陰で、「どんな選手でも、必ず2回以上は試合ができる」ようになっています。
登録料を払って、1分そこいらでお終いは寂しいですからね。
長年やっているので、その手順には慣れてはいますが、まぁ、試合数がやたらと多くて、誰もがコートの側まで入って応援・観戦もできますので、それはもうグチャクチャです(笑)
ですが、この雑多な感じが、私どもの『金太郎空手道親善試合』のウリなんですけどね。
今回は、小学5・6年団体組手の決勝戦で、特殊な試合方式を試験的に行い、ご迷惑をお掛けした面もありましたが、「思いついたら試してみよう」がウチの師範の考えですので、ご容赦頂けたらと思います。
実は、今年は驚いた事が2つ。
大会参加者の成績に応じてポイント化し、支部毎に集計をして総合優勝を決めるのですが、5回大会くらいから山の手スポーツ少年団さんが連続して優勝を果たし、毎年、『金太郎杯』を持ち帰って頂いていたのですが・・・。
山の手さんの牙城を崩し、今年は岡崎市の清空塾さんが総合優勝となりました。
先日も湖西の大会で見て、「良い選手がいるなー」とは思っていましたが、総合優勝になるくらい、各部門で優秀な選手が居るという事ですね。凄いです。
自分の所の大会ですが、優勝賜杯が自分の所に帰ってくる日は来るのでしょうか?
それと・・・。
「小学1年型の部」にて、ウチのカンタが優勝していたのですよ!
いやもう、びっくり!
去年、幼年組手で、同門のカイシロウと決勝を争って準優勝で、この二人は組手で競ってきて、勝ったり負けたり。
「組手ならばチャンスはあるかな?」と思っていたのですが、級毎に分けていた訳でもない今回の大会で、型で優勝って(汗)
そう言えば、地元清水の大会の型で準優勝していたな・・・。
何かでスイッチが入ったのでしょうか?
いつも驚かされますが、子供の成長とは凄いものですね。
色々な事があり、毎度、メチャメチャな大会ではありますが、各道場・学校の選手、父兄、先生方のご協力により、無事に終われた事に本当に感謝しております。
そして、ウチの道場の父兄さん達。
大会スタッフとして動いて頂き、選手としても参加して頂き、感謝、感謝です。
いつも思うのですが、ウチ程度の門下生の数で、この規模の大会が打てるなんて、凄い事なのです。
毎年の事で、サラリとやってのけていますが、いやもう本当に奇跡的ですよ。
手前味噌で申し訳ないのですが、私は何よりも、ウチの父兄を誇りたいです。
◎道場生大会結果
個人型
小学1年生以下の部 優勝 カンタ
小学4年生の部 3位 オウセイ
一般の部 3位 フカザワさん
個人組手
小学1年生の部 3位 カンタ 3位 カイシロウ
中学生女子の部 たなぼたゾーン優勝 マオリ
一般男子の部 3位 リュウジ先生 たなぼたゾーン優勝 シゲミツ
団体組手
一般男子の部 3位 阪本道場(リュウジ先生、カナモリさん、シゲミツ)
---------------------------------------------
静岡の空手道場
御前崎市 牧之原市 静岡市
剛柔流空手道 阪本道場
---------------------------------------------