今日から8月になりました。転職までに残された時間はちょうどあと3カ月となりました。


今年は中期計画の策定が例年より早い時期にスタートしており、これからお盆明けくらいにかけてが、一番の踏ん張りどころとなります。


今回の中期計画は、10月に退職を控えている私にとっては、最後の「やり遂げなければばらない」仕事の一つであり、以前に私のボスからは、「遺言と思ってちゃんとまとめあげろ」と言われた仕事です。


ただ、前回の記事でも書きましたが、4月からマネジメントの体制が変わり、仕事の進め方が去年までとは大きく違う中で、いろいろとストレスが溜まるのも事実です。


以前の記事で、退職が決まっている身としてはモチベーションを保つのが難しいと書きましたが、正直、なんでこんな思いをしてまでやらなければならないのか、途中で投げ出してやろうかと思ったことも多々あります。


しかしそこはぐっとこらえて、とにかく今の自分の持てる力を出し切って計画をまとめあげることと、そのプロセスを同僚(とくに後輩)と共有して、ノウハウ(あるいは仕事に対する姿勢)として伝えていくことに、全力を尽くしたいと思います。


早速、今週の一週間は相当なハードなスケジュールとなることが見えています。ブログもちゃんと更新できるか自信はありませんが、夏の暑さに負けず、なんとか乗り切りたいと思います。


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転職までのモチベーション

決断!

今日、比較的大きな会議を取り仕切ってきました。午後の丸々4時間ほどにわたって行ったのですが、目的は、中期計画を立てるための戦略の共有です。


4月から組織体制が変わったことは以前の記事でも書きましたが、従来はフラットな組織体制で、営業、設計、生産、技術、管理などのすべて機能の情報を組織内で共有して、組織内で情報の格差が生じないようにしていました。


しかし、今は営業・設計・管理などの機能と、工場系(ものづくり)の機能が分断され、組織内の情報の流れが滞るようになっています。上下方向の情報の流れは重視されているのですが、横方向の情報の流れがおろそかになっていたのです。


情報が上下にしか流れないというのは、典型的な軍隊型の組織です。一部の人間には情報が集約されるのですが、組織の横同士のつながりが弱くなるため、お互いの関心が薄れていきます。そうなると、組織ごとの壁がどんどんできてきて、ますます情報のやり取りがなくなっていきます。


ある一部の組織(参謀)に情報を集約して、そこですべての戦略を考えるというやり方もあります。しかし、それは少し古い組織運営のスタイルです。環境変化が少なかったり、小規模の組織ならば対応できますが、そうでないなら、組織の硬直化を招きます。


「やっぱりみんなで議論することは大事。ようやく全体像が理解できた・・・」。今日はそんな言葉が聞かれる会議となりました。




現在、とあるプロジェクトに関わっているのですが、ちょうど今、いくつかある選択肢(オプション)のなかでどれを選択すべきかについて、経営者の判断を仰ぐための資料を作成しています。

これまでも何度かそういう資料を作成してきたのですが、経営者への提案資料(いわゆる企画書)をまとめる上での大切なポイントがいくつかあります。

まず、最もやってはいけないのは、状況をただ羅列して結論のない資料になってしまうことです。それでも書かれている状況が理路整然とまとまっていれば、それをベースに議論が深まる余地があるのですが、脈絡なく状況が記載されているような場合に「さあ決断を!」といわれても、経営者とて神様ではないですので、何をどう判断すればいいのかわかりません(「サイコロを振って判断せよ」に近い提案です)

実は、これまで経営企画の立場で他の部門の方が作る資料を何度も見ているのですが、このケースに陥っている場合が過半数です。そのような資料をもとに会議をしても、それぞれの出席者がただ単に「意見」を言い合うだけの会議になって、肝心の結論は出ません。

では、どのように書けばいいのでしょうか。たとえば、今私がまとめているような、いくつかの選択肢から最適なものを選ぶ場合を考えます。

必要なのは、まず考えられるいくつかの選択肢を用意して、比較する項目をリストアップして各選択肢のメリット・デメリットを整理し、その項目の中のどれを優先すべきかについての判断軸を示し、その上で、最もよいと考えられる選択肢を明示することです。

例えば、新しく工場を建てるというプロジェクトの場合、場所、面積、生産能力、工事期間、投資金額、投資回収性などの項目でいくつかの選択肢を比較し、判断軸として足元のコストを優先するのか、将来の拡張性を優先するのか、リスクの少ないものを優先するのかを決めて(例えば拡張性を重視するとしましょう)、どの選択肢がよいかを提案します。

このように整理しておけば、自分の提案内容について経営者から「違う」といわれた場合でも、どの前提が違って判断が一致しないのかわかります。つまり、各項目の比較の内容がおかしいのか、優先順位の置き方が違うのか(上記の例では「拡張性ではなくコストを重視する」など)、あるいは、自分では気づいていない視点・判断軸で整理しなおさなければならないのか(上記の例では「物流の利便性」に優先順位を置いて、「主要都市までの距離」という新しい項目を入れて比較するなど)が、明確になります。

重要なのは、自分が経営者になったつもりで、自分だったら何に優先順位をおいてどの選択肢を選ぶかを考え、自分が資料に織り込んだ条件で判断ができるかを検証することです。そうすることで、仮に自分の提案が通らなかったとしても、自分の判断と経営者の判断を比較することができ、経営者はどういう思考プロセスで決断しようとしているのかが理解できます。そうすれば、次に提案を行うときはなるべくその経営者の思考プロセスにあわせた形で資料をまとめることができるようになります。

そしてなにより、そういうことを繰り返すことで、経営者として必要な思考プロセスが徐々に身についていくのだと思います。


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前回の記事で、以前乗っていたレガシイのことを書きましたが、昨日久しぶりにレガシイのWebサイトをみたら、運転支援システムである「アイサイトVer2」という技術が紹介されていました。


同様の技術は以前から存在していたのですが、それらがミリ波レーダーを使ったものであったのに対し、スバルの「アイサイト」は2台のCCDカメラを用いた立体的な画像認識を用いて、運転支援を行ってくれます。まさに人間の目と同じ仕組みです。


また今回のシステムは比較的安価なコストで実現されており、実質的に10万円程度の価格で装備が選択できると書いてありました。そのため、富士重工の発表では、発売後1ヶ月で受注したレガシイシリーズの56.7%に、このシステムが搭載されたそうです。これは相当高い比率です。


肝心の機能ですが、自動衝突回避(時速30km以下)、前車の追従走行(全速度帯)、前方に障害物がある時のフルブレーキアシスト(女性など力の弱い人でもフルブレーキが可能)、ふらつき・車線はみ出し警報、さらには前方に障害物があるときのエンジン出力制御(駐車場などで後退と勘違いしてDレンジに入れたときにでも急発進しない)など、実用面で申し分のない内容になっています。


ただ、機能を見ていて、一つ疑問に思ったことがあります。アクセル、ブレーキの機能については、車が自動で加速減速してくれます。一方で、ハンドル機能については、自動制御ではなくて、車線をはみ出しそうになったら、警告が発せられるだけです。どうせなら、自動でハンドル操作もしてくれれば、運転支援システムではなくて、完全な自動運転システムになります。高速道路などでは技術的には可能なように感じるのですが、それができないのはなぜでしょうか?


全く人間の操作が介在しない「完全自動運転」となると、安全性にまだ問題があるのかもしれませんが、いろいろな記事を見ていると、今回のようなシステムで自動運転が実現されてしまうと、国が進めようとしている自動運転システム(ITS)の存在が脅かされるから、という見方もあるようです。


すなわち、国が進めようとしているのは、道路などのインフラに投資を行って自動運転を実現するものであるので(典型的な公共投資型事業です)、車のほうで勝手に自動運転されては困るということのようです。


何が正しいかはわかりませんが、どのような方式であれ、寝ていても目的地に着くのであればそれはありがたい話ですし、こういった技術の導入で交通事故が減るならば「エコカー減税」で行ったような積極的な普及策が必要も必要だと思います。


★関連契約

秀逸だった先代レガシイ


学生時代を含めて、これまで4台の車に乗っているのですが、実は車にはちょっとしたこだわりがあって、最初に乗った1台と、今乗っている1台を除く2台がMT車です。いまどきAT車じゃない車を探すのが大変なのですし、渋滞にはまったときは泣きを見ることになるのですが、やっぱり自分の意のままに車を操りたいと思えば、MT車でないとダメです。クラッチ操作も慣れてしまえば、ほぼ無意識のうちにできてしまいます。


それはさておき、これまで乗った車の中で一番すばらしいと思った車が、スバルのレガシイです。今は2.5Lのエンジンとなり、車体も大きくなって3ナンバーサイズになりましたが、私が乗っていたのは一世代前のモデルで、エンジンは2.0L、車体も5ナンバーサイズでした。この車は、運転性能が高い割りに財布にもやさしい車でした。


まず車の運動性能については、これまで乗った車のなかでピカイチです。どんな速度で走っても、車体が地面にピタッと吸い付いてい感じで、まったくふらつきがなく、少々速度を上げてコーナーを走ったとしても、非常に安定しています。また高速においても加速性能がよくて、ターボ車だったこともあるのですが、追い越しの際の加速も非常にスムーズでした。100kmからでもちょっとアクセルを踏めば、あっという間に加速してしまいます。


一方、ターボがついているのに車体重量は1.5トンを切っており(すなわち自動車税が安い)、かつMT車だったので若干燃費もよく、高速を走っていれば大体リッター13kmくらいは出ていました。また、エンジンオイルの劣化や減少も少なくて、オイル交換して6ヶ月くらい乗って次の交換をしたときに、まだまだ新品のようですよ、といわれるほどでした。


レガシイを作っている富士重工業の前身は中島飛行機という航空機メーカであり、今でも航空機関連事業を行っています。そのため、車を軽くするということ、車体の剛性をあげること、動作の安定性を保つということにおいて、群を抜いた技術とノウハウを持っているように感じます。


ただ、そのように気に入っていたレガシイも2年ほど前に手放し、今は家族の希望もあり日産のエルグランドに乗っています。これがまた重くて(ほとんど2トン近い)、燃費が悪くて(高速でもリッター9kmくらい)大変な車なのですが、社内スペースは確かに抜群に広く、運転していても非常に静かな車です。


ただ、レガシイに比べれば運動性能は桁違いに低く、ちょっとスピードをあげてコーナーに突入しようものなら、ふらふらになってしまいます。ただ、逆にそのおかげで、非常に安全運転志向になりました。いまでは、高速道路でもほとんど100km以下でしか走りません(燃費も気になりますので・・・)


さて話はレガシイに戻って、今日、ちょっとした拍子にレガシイのWebサイトを見に行ったのですが、そこで、新しい運転支援システムである「アイサイトVer2」という技術が紹介されていました。高速を走る機会も多くて、以前から自動運転システムなどに興味があったのですが、今回レガシイに搭載されている「アイサイト」というのは、なかなかの優れもののようです。


これについては、次回の記事で書きます。