平成二十四年大相撲夏場所 総括 | あおみの はまろぐ

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大相撲夏場所は、結局旭天鵬大逆転優勝でした。



2勝3敗から10連勝の逆転どころか、首位と星3つの差からの逆転というのは初めてだとか。

何というか、旭天鵬の優勝を誰が予想していたんでしょうか。

ただ、正直何で優勝できたのか、自分にはさっぱり分かりません。





それにしても、いくら考えても悔やまれるのが、稀勢の里

白鵬の不調、琴奨菊の負傷もあって、大きなチャンスを逃してしまったという気がしてなりません。

大関の役目を果たした…と言っていいか分かりませんが、今後の成長に大きく関係する場所だったのは言うまでもないでしょう。

来場所以降に期待したいところです。





琴奨菊もまた然り。

中日に痛めてしまった左膝のケガさえなければ、もっとやれたはずです。

来場所以降に期待したいところですが、まずは脚のケガを治してほしいです。





足のケガといえば、琴欧洲。いい加減にしろ、と言いたいです。

「金返せ」というヤジが出てしまうのも分かります。

これが、大横綱・貴乃花と万年大関・琴欧洲の違いでしょうか。





他の大関も、正直幻滅ですね。

新大関をはじめ、3人が8勝7敗というのは、相当な期待はずれです。

正直、誰か負け越して「化けの皮」がはがれると思っていたのですが…。





一方で、存在感があったのが境川部屋勢。

豊響は5勝10敗に終わったものの、初の大関戦勝利に金星も獲得。

豪栄道も8勝7敗ながら、横綱に初めて勝利し、大関3人も撃破と、殊勲賞にふさわしい活躍でした。

妙義龍は技能相撲で4人の大関に勝利。技能賞にふさわしい活躍でした。





栃煌山も、千秋楽に進むにつれて見せ場たっぷりに。

稀勢の里を倒した一番もあって、ある意味で殊勲賞にふさわしいですね(殊勲賞ではなく敢闘賞を獲得)。





安美錦も…と書きたかったものの、7勝8敗では仕方なし。

ただ、すべてはここから始まりました…よね?

あと1勝で、勝ち越しどころか三役も殊勲賞(賞金200万円)も消えてしまいました。





最後に白鵬について。

正直、しゃあないという感覚はあります。

たまにはこんな場所もいいでしょう。

来場所こそは、いい相撲を期待しています。





【結論】

今までは、白鵬が恐ろしく強かっただけ。

白鵬以外は、大関も平幕もほぼ同じで、強さはあまり変わらない。

勝ち越すだけで大関が務まるなら、6人もいらない





来場所は、私の地元・愛知県での名古屋場所。

中途半端に盛り上がった今場所よりも、中身の濃い場所になるのを期待します。