今年は有馬記念の根拠も書いてみましょう。
是非、予想といっしょに見てはいかがでしょうか。
※注意 斜字は今年のレース。
1.カワカミプリンセス
中山は初めて。この距離も初。しかし、力はあるので狙えないことはない。
ただ、馬体重がどうも気になる。
輸送を考えた上、数走前と比較すると、調子のいい頃の体重にはならない可能性も。
よって3着候補の1頭まで。
2.ベンチャーナイン
中山は京成杯 2着の実績。相性が悪いとはいえない。
しかしながら、騎手が乗り替わった上、疲れも出てくるか。
相手も強いので消し。
3.コスモバルク
中山は相性がいい(04年弥生賞、同年セントライト記念、同年皐月賞2着、06年オールカマー 2着)。
とはいえ、既に7歳。上積みがないと見る。
よって消し。
4.エアジパング △
ステイヤーズステークス の勝ち馬で、中山は2戦2勝。
しかも、今回と同じ2500mでの勝利経験もあり。
長距離が向くタイプなので、一発もありえる。
印は△だが、1着候補の一角。
5.フローテーション
中山は、スプリングステークス とステイヤーズステークス で2着。意外や意外、得意な方。
しかも、菊花賞 で2着と、秋になって長距離の才能が開花。
ただ、この馬も秋は4戦目。しかも、前回に続き中山遠征ということで、疲れが見えるよう。
簡単には狙えないので、2・3着付け。
6.エアシェイディ ▲
実績では東京の方がよいが、中山コースでもいける。
今年も、アメリカジョッキーズクラブカップ を制しているだけに、それを裏付ける。
幾分距離が長い気もするが、地力は高いだけに、悲観するほどでもなさそう。
極端な内枠でもないので、好材料と見ていい。
7.アルナスライン
中山は07年京成杯 3着のみ。ただし、その時の相手はそれほどでもない。
一方、東京や京都での好成績が目立つ。
さらに、木曜発表の馬体重が562kgと、かなり重い。
有馬記念よりも、日経新春杯で狙いたいので消した。
8.スクリーンヒーロー ×
東京はもちろん、中山でも重賞の好成績が残る(07年セントライト記念 3着)。
体重もキープできているので、馬券の対象には入れていい。
ただし、疲れがあると見ていいので強くは推せない。
穴候補でよさそう。2・3着まで。
9.メイショウサムソン
中山では、スプリングステークス と皐月賞 (共に06年)を制しているものの、その後が続かない。
ピークは過ぎた感がある。
ラストランで人気が出そうだが、迷わず消し。
10.マツリダゴッホ ◎
言わずと知れた中山の鬼。中山コースだけで7勝、落馬したレース以外で複勝圏内に入る。
このコースでも、去年の有馬記念 を含め2勝(ただし、中山は2200mの方が成績がよい)。
ジャパンカップ でも4着に入っているだけに、好調なのは確か。
もう少し内なら、もっと強く推すが、連覇へ向けて問題はなさそう。
11.ドリームジャーニー
中山は、06年朝日杯フューチュリティステークス を制すなど2勝。
ただ、距離が長いのが気になる。
07年神戸新聞杯 を制したとはいえ、この馬は2000mがよさそう。
その上で、スローペースになりやすいこのレースは、追い込み馬には分が悪い。
中山記念ならともかく、有馬記念では不向き。
12.アサクサキングス
中山では、07年皐月賞 (7着)があるのみ。
ただし、同年の菊花賞 制覇やダービー 2着を見ると、東京や京都の方が合っているように思える。
また、先行してこその馬であるだけに、外枠を引いたのは痛い。
なので、推すことはできない。
13.ダイワスカーレット ○
中山は、去年の有馬記念 のみだが、能力からして合っているといってよい。
天皇賞から間隔を空けたのは正解だが、問題は外枠と鞍上。
中山との相性が非常に悪い安藤勝騎手だが、ここは目をつぶってもいい。
内枠なら◎でよいが、8枠がどうか。過剰人気にもなりかねない。
14.アドマイヤモナーク
京都の方が相性がよいが、中山でも、出たレースすべてで掲示板に入っている。
ただし、やはりネックなのは外枠。
追い込み脚質なのもマイナス材料で、勢いも悪い。
迷わず消した。