『列車11』 13:12 姫路駅→16:16 敦賀駅
姫路駅からは、3時間かけて北陸へと進みました。
この間、神戸・大阪・京都と、関西の3都市を通過する、まさにひねった旅程となりました。
もちろん、ここでも車窓は見逃しません。
明石海峡大橋や、舞子の浜もバッチリと写真に収め、忙しなく走るたくさんの車を横目に、街の景色も見ることができました。
普段、「関西を『東へ行く』」といえば、帰りを意味するのですが、今回はまだ帰らないと言うことで、楽しんで乗れました。
京都市の山科駅からは、進路を北東に変えて湖西線に入ります。
ここでいう「湖」というのは、言うまでもなく琵琶湖を意味しています。
自分は今まで滋賀県とはほとんど縁がなく、東海道本線からはほとんど湖が見られないということで、琵琶湖を見るのは初めてでした。
それだけに、今回の湖西線はとても楽しみでした。
初めて見た琵琶湖は、長い時間ずっと東側に続いていて、改めて琵琶湖の大きさを感じました。
琵琶湖を後にすると、ほどなくして敦賀に到着となりました。
今までほとんど北陸と縁がなかった自分ですが、特に福井・石川両県には、地面に足を付けたことさえもありません。
敦賀駅に着いてからは、姫路で出せなかった“直球勝負!大澤広樹”へのハガキを送りました。
もちろん、風景印を押しに郵便局へ行ったのですが、今回は、かなり長い距離を歩いていました。
次の電車に乗るまでの時間は結構長かったのですが、局までがかなり遠かったです。
5kg以上の荷物を背負い、ひたすら駅前の通りを進んでいました。
基点から郵便局まで、この旅の中でいちばん長かったでしょう。
『風景印3』 敦賀駅前通局
北陸本線の敦賀駅から歩いて10分。
郵便局は大通りを歩ききった交差点の角、駅側から見て左手奥にありました。
風景印は、敦賀市で行われるお祭りをイラストにしていました。
ここまで読んできた方は気づいていると思いますが、この日は、まだ昼食を食べていませんでした。
口にしたのも、500mlのミルクティーだけで、電車内では塩分をほとんど取っていませんでした。
ところが、午後4時を過ぎると、さすがにお腹がすいてきました。
あと3時間耐え切り、金沢に着けば、夕食にありつけるというところでした。
しかし、折からの暑さもあり、敦賀で白旗をあげてしまいました。
ここで買ったのも、100円前後の菓子パン1個でした。
こんな食生活では、家計は助かりそうですが、栄養は目茶苦茶悪いです。
旅行中でなかったら、糖尿病になりそうですね。