独特の コースを見るのも あと僅か…
今週から中山競馬・阪神競馬がスタートします。
今年は阪神競馬場の改修工事があるため、この“春開催”の後はしばらく休みになります。
改修後は“魔の桜花賞ペース”を生み出している阪神独特の1600mのコースもなくなってしまい、このアーリントンカップも外回りのレースになってしまうのでありましょう。
無くなってしまうのは残念ですが、そうと決まればチューリップ賞・桜花賞・マイラーズカップと共にちゃんと見ておきたいものです。
それでは、さっそく出走メンバーの確認から参りましょう(こちら です)。
この“阪神マイルコース”といえば、ぐいーーーーーーっと急に曲がっているカーブであります(少し大げさかな?)。
どうなっているかはこちら を見ていただくことにして、こんなに曲がっていては内枠が有利になってしまうのは仕方ないことでしょう。
そんなことを踏まえ、予想に入ります。
このレースは武豊騎手から入っていきましょう。
というのも、このレースと武豊騎手は非常に相性がよく、過去5年間で4勝しています。
しかも、勝った馬はすべて1番人気でした(過去5年間で負けた馬も1番人気だが)。
ということで、武豊騎手が騎乗するロジックを狙っていくしかないでしょう。
ところが、非常に厄介な馬がいます。
キンシャサノキセキです。
名前から分かるように、この馬はフジキセキの仔なのですが、南半球で産まれた為に54キロで走ることができます。
牝馬がいないだけに、この54キロは強いかもしれません。
2戦2勝・負け無しであることもあります。
さあ困った!
どうしていきましょう?
データとしてはロジックから行きたいところですが、最近のアグネスタキオンの仔の不調から言って、軸にはしません。
そこで、自分はゴウゴウキリシマを狙っていきたいと思います。
2枠という丁度いい枠と言い、シンザン記念で見せたスローの逃げと言い、その上で千両賞で見せた阪神コースとの相性のよさを見ます。
あとはキンシャサノキセキとロジック、そしてペリエ騎手が騎乗するステキシンスケクンも狙っていきたいですが、当日の人気も参考にします。
ところで、このレースはかなりの出世レースなんですよね。
2000年はエイシンプレストン、2001年はダンツフレーム、2002年はタニノギムレット、そして2003年はウインクリューガーと、4年連続でGⅠ馬を出したこともあります(エイシンプレストン、ウインクリューガー以外は武豊が騎乗)。
ちなみに、上で挙げた馬のうち、ウインクリューガーを除く3頭は、内枠有利な阪神マイルコースながら、外枠から出走し、勝っています。
要するに、このレースを外枠で制した馬は、その後出世すると言うことでしょうかね?