民法を分解してみる 04 法律行為(総則) | 何か色々 憲法&民法ゴロ合わせ跡地

民法分解
→そのテキストを読むのに必要な知識まとめです

民法の本には、以下のことを
知っているものとして文章が書かれています。
知らないと理解不能

法律行為(総則)
重要度 ☆☆☆☆☆(最重要事項)
難易度 ☆☆☆(契約の流れを知ることが必須)

重要な理由は
民法の条文は「適用されるタイミングが決まっている」からです。

取消は契約の時点で要件が問われ
解除は契約後に要件が発生します。

抵当権は必ず先に債権があります。

契約後に相続で債務者変更など…

タイミングが重要なのです。
なぜか、民法のテキストに「順序」があまり説明されません。
このように、「慣れた人の常識」が初心者にとって壁なのです。
そこを理解できたら、分かるようになります。

 必要知識
契約全般・物権変動

とても大切な知識なのですが
契約を例にしないと理解不可能です。
売買から入れば、スムーズに理解できます。

契約成立→権利(債権)の発生
債権譲渡→権利の変更
債務弁済→権利の消滅

家を建てる(原始取得)→権利(物権)の発生
家を売る(所有者変更)→権利の変更
家を取り壊す→権利の消滅