LAKE BIWA 100を振り返る その2 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

さて、秋にも、100マイルをなんとか走っておきたい。

ということで、エントリーをしようと思った大会が、このLAKE BIWA100だった。

 

9月末、地元で、村岡ダブルフルウルトラランニングというウルトラマラソンが開催されていて、地元であるがゆえに、ロードレースをほとんど走らない自分なのだが、これだけにはエントリーをしていた。

 

その2週間後ということだったが、秋に近くで走れる100マイルレースはないと思い、エントリーすることにした。

 

実は、関係者からは、LAKE BIWA100は相当きつい…という情報は得ていて、少し躊躇はしていたが、とりあえずは申し込むことにした。

 

大会期日は、10月6日スタートは9時、そして8日13時が制限時間で、52時間だった。

 

UTMFも同じ100マイルだが、累積標高は、7942m。

一方、LB100は、10500m。

ちなみに、UTMBは9963mだ。

 

受付は前日受付のみとなっていたので、木曜日には、滋賀県入りする必要があった。

 

夕方、会社を早めに退出し、受付のある比良レークサイドに向かう。

 

地図で確認すると、近くに食事をするところはなさそうだったので、あらかじめ、食事をしておくことにした。

 

またEVに乗っているので、日産堅田店の高速充電器を利用し、その合間を見た。

 

歩いて、5分ほどのところに、スシローがあり、そこに飛び込んで、握りを5皿ほど食べる。

 

19時30分比良レークサイド到着。

受付を済ます。

 

受付のあと、この日の宿泊先、ジェイホッパーズに行って、明日に備えて早めに就寝した。

 

6日4時30分に、起床し、朝食と、身支度を整え、再び、比良レークサイドに行く。

 

6時に、比良レークサイドから、スタート地点である湯の山温泉希望荘へのシャトルバスを予約していたので、バスに乗り込んだ。

 

約2時間ほどの乗車時間中も、その後の長丁場になるレースに備え、ずっと寝ていた。

 

8時頃、スタート地点である湯の山温泉希望荘に到着。

 

スタートにはすでに選手で溢れていた。

今回のレースは100マイルである。

 

スタート地点に着くまで忘れていたけど、この大会にエントリーする際に、資格審査があったことを思い出した。誰でもエントリーできるわけではなく、ある程度の実績、過去に100マイルの経験などがないとエントリー時に弾かれる。

 

なぜ、スタート時点に着いて思い出したかというと、普段のレースとなんとなく雰囲気が、違っていたからだ。

 

トレランは長丁場でもあってスタート時に、緊張の面持ちで…という雰囲気はないのだが、集っている選手はやはり幾多の試練をくぐり抜けたツワモノばかり。

そういうオーラみたいな空気がスタートには漂っていた。

 

 

 

出発準備を整え、スタートに着く。

レースは、実力ある選手から、100人づつぐらいがスタートするいわゆるウェーブスタート。

 

私は、最後列グループで10分遅れのスタートとなった。

 

9時10分、スタート。

今回のレースは、前半に鈴鹿山脈を40キロほど待ちかまえる。

 

スタートしてすぐにシングルトラックの急坂となり、ひたすら歩きが続いた。

最初8キロ辺りに、三重県最高峰、御在所岳に上がる。

 

わずかな距離だが、すぐに2時間を経過した。

そこからひたすらアップダウンを繰り返した。

 

 

 

細い尾根がいくつもつらなり、落ちたら死ぬわなぁ

と思える場所も数しれず…

 

なかなか距離は進まず時間だけが過ぎて行く。

また、エイド間がけっこう時間的に長かった。

 

トレランには補給食を持つのは必須だが、実際には、余り手をつけなくてもエイドで補給できるのだが、今回はエネルギー補給のために、手持ちの補給食はかなり消費した。

 

第1エイド 安楽峠には16時20分ごろ到着。

 

第1エイドから、第2エイドまでは、あまり距離もない。

しかし、エイド間が短いということは、それだけ、アップダウンが激しいところという意味でもある。

 

第2エイド 鈴鹿峠 18時20分ごろ到着。

 

第2エイドではもう周りはすっかり暗くなり、ヘッドランプで目に入る前の道をひたすら上り下りを繰り返す。

 

1日目の夜に突入。

今までの100マイルや、夜越えのナイトランでは毎度睡魔が襲ってくる。

 

今回もご多分に漏れず、睡魔が襲ってきた。

途中ほんとに歩きながら寝てしまう場面が何度もあった。

よく、どっかに落ちたりしなかったものだと自分でも感心する。

 

続く