仕事で隠岐の島に来ている。
淡路島とか、沖縄とか、島には幾度かは行ったことはあったが、一回り小さな島に来たのは初めてだ。
調べてみると、隠岐の島全体の人口は、2万人弱、隠岐の島の中心、隠岐の島町は12,000人ほど。
人口規模でいえば、私の地元、香美町はそんなに変わらない。
コンビニはないそうだが、大手家電のお店や、ホームセンター、スーパーは、立派な店構えで、うちの町より全然、マチな感じがした。
島は、他の地域との行き来が限られているから、人口動態もわかりやすいし、経済循環の概念もわかりやすいように思う。
生活のベースを島に置きつつ、他の場所に行って稼ぐことはできにくいから、域内に人を呼び込み消費を増やすか、外にむかって、ここで生産されるモノを売りに行くかだ。
どの自治体も基本的な経済の仕組みは変わらないが地続きになっていることが、それを分かりにくくする。
スーパー、日用雑貨店、また、さまざまに提供されるサービスは生活に欠くことができない。
だから、お互いに買い支えつつ、地域を守っていくことが必要だ。
そんな当たり前のことに島に身を置くことで改めて気づく。