但馬にある企業として | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

金曜日から、兵庫県国体予選、兵庫県高校中学総体(スキー競技)の役員として、現場に張り付いていた。
 

私は現在、兵庫県スキー連盟の競技部長を拝命し、スキー競技全般の統括を担わせていただいている。

 

今年『も』と言ったほうがいいのかもしれない。ここ数年、予定されていた主催行事や関連行事が、中止、延期、会場変更されるのが普通の状況になってきて、今年も、降り続く雨によって、日々減っていく雪に翻弄されてきた。

 

 

 

しかし、ギリギリが続く中、多くの人の熱意、そして協力によって、この週の行事は、なんとか乗り切ることができた。

本当に感謝しかない。

 

 

 

そういった感謝の念を持ちつつ、一方で、私は、自分たちの生活は果たして『地球温暖化』の抑制について、本当にむきあっているのか…という自責の念を感じるようになってきた。

 

この地域では、スキーは産業であり、教育であり、喜び楽しみ…そして生活であった。

しかし、実のところは、今も進行形である。

 

ただ、私たちが幼少のころに比べると、雪が生活の一部だと思えない状況になりつつあり、もしかすると、それは過去のもになっていくのではないか…

 

たまたま今回の行事では、我が息子も、大会に出場させていただき、親として、まさに当事者なのだが、雪不足に翻弄され、子ども達にきちんとした形で雪のある生活を届けられていない…ことには本当に申し訳なくさえ思えてくる。

 

私は、建設業を生業とし、地域のインフラ整備を進める一端を担っていて、それなりに地域にも貢献してきたと自負している。

しかし、一方で、多くのCO2を排出していることもまた事実だ。

 

インフラ整備は、我々の生活のためであることは間違いがないのだが、それは、私たちの将来世代のためでもあり、それが企業が事業を行っている目的である。

 

と考えるならば、全方位的に未来世代につながる行動をおこしていかねばならない。

 

だから、少しでもCO2 を削減し、なんなら世間でいうところのカーボンニュートラル、あるいはカーボンポジティブに舵を切る必要がある。

 

兵庫県北部(但馬)は、農業、観光は大きな産業であり、それと自然環境は不可分である。

その恵みの中で生きている私たちには、責任を果たす必要がある。