CCCを振り返る その7 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

シャモニーのバスターミナルに到着し、自分が目指すホテルへ移動する。
時刻は19時を過ぎていた。
 
サマータイムの影響もあってか、日没は21時頃だった。
 
バスターミナルから、自分が止まるホテルまで約25キロぐらいあることは事前情報で知っていて、また、その間をシャトルが走っていることも理解していたのだが、自分が乗るべきシャトルバスがほんとにホテルまでに行くのかいささかの自信がなかったのだが、とりあえずそれらしきバスに乗り込み移動する。
 
日本で事前に宿をを予約しようと思ってbooking.comで調べたのだが、シャモニーの中心地は、どこも高額な料金のホテルしかなく、ずいぶんとはずれのホテルであることは覚悟していたので、自業自得だったのだが、さすがに、4回のトランジットとジュネーブからの移動でかなりヘトヘトになってしまっていた。
 
ようやくホテルについたのは、20時頃だった。

シャモニーあたりでは割と安いホテルだったが、雰囲気もあってまあまあ満足いく客室だった。

窓越しに見えるモンブラン山系…

どれがモンブラン山頂かはいまいちわからないけど…。

 

窓を飾る花でかなり癒される。

 

 

 
近所のレストランで食事をする。
とりあえず、ビールを一杯、旅の疲れをいやす。
 
渡されたメニューはフランス語表記しかなく、とりあえずあてずっぽうで頼んだ料理だったが、それなりにうまくてほっとした。
 
 
 
8月24日
 
 
翌朝、割と朝早くに目が覚めてしまったので、周囲を散策することにした。
宿泊したホテル。La Couronne。
宿のオーナーらしき女性が受付にいたのだが、親切に対応してくれてずいぶんと助かった。
 
ステイしたLa Couronneのある村Argentièreの街並み
古い民家が立ち並ぶ場所。朝は基本8度ぐらいしかなくめっちゃ寒かった。
 
 
朝食はついていなかったので、別途注文する。
フランスらしく、クロワッサンやチーズ、ハムなどをいただく。
 
 
 
8時30分過ぎ
シャモニー市街地に繰り出す。
 
Argentièreとchamonixの間は、ローカル線が走っていた。
チェックインするときに、ホテルのオーナーが滞在期間中に利用できる乗り放題のチケットをもらった。
 
シャモニーの滞在は、この乗り放題チケットで、市街地に行ったり、またホテルに戻ったりすることができるようになっていて、時間がタイトでなければ、とても便利な滞在システムだなと感じた。
 
chamonix mont-blanc 駅
駅前の通り
 
何度も映像でみたUTMBのスタートゴールのゲート
朝早い時間だったので、ほとんど人はいなかった。
クールマイユールからスタートしての長い旅のまさにゴール地点。しっかりと目に焼き付けておく。
 
ゴール脇にあったステージ
 
仮設トイレがいたるところにあったが、天然木でつくられた仮設トイレがかっこいい。
 
トイレの中。
におい消しのために、おがくずを投入するようになっていた。環境への配慮が垣間見える
 
明日から始まるレースに備えて何を食うべきかいろいろ悩んだのだが、あまり胃袋にもたれるものではいけないし…ということで、日本食のテイクアウトレストランみたいなところで、マグロのズケ丼みたいなものを注文する。
 
日本食も外国人の目にうつるとこんなアレンジになるんだなと…日本人が日本で提供するフレンチやイタリアンなども外国人に映るのは、私が今目にしているような少し違和感を感じるような光景なのだろう。
 
昼食を終えたあと、シャモニーの中にある保健所のようなところに行く。
その3のところで、この時期、日本に入国するすべての人は、PCR検査の陰性証明を取得しなくては、日本行きの飛行機に乗ることができないと触れた。
 
コロナ禍でなければ、まったく立ち寄ることもなかったであろう場所だが、これも貴重な経験と思いながら受診する。
結果は、夜半にメールで通知されるということだった。
 
もし、ここで陽性が出たら…と不安はなくもなかったが、いまさらじたばたしてもしかたがないので、そこは、冷静に心落ち着かせるしかなかった。
 
続く