私は日課として、朝、日本経済新聞を読んでいる。
世界や日本の、大まかな流れを掴んでおきたいということももちろんあるのだが、私自身は記事を読みながら自分をとりまく会社やコミュニティに置き換えて考えるようにしている。
先日の社説の見出しはこうだった。
『政権半年でも経済再生の道筋が見えない』
というものだった。
岸田政権は、新しい資本主義を掲げて政策を展開中だが、世間からは、その中身もシナリオもあまりよくわからないという評価となっている。
では、振り返って自分自身の会社や、コミュニティはどうなのか…。
社員からみて、うちの会社の経営の道筋はしっかりと見えるようにできているのだろうか?
地域の人は、所属するコミュニティーの未来をしっかりと見据えて行動ができているだろうか?
人のふり見て我がふり直せ
の言葉のように、政権批判に終始するのではなく、まずは自分の足元廻りから見るようにしたいと思う。
プーチンのように、独裁的にふるまえば、世界中から袋だたきにされ、信用を失うのも、地域におきかえてもよくあることだ。
政治や経済でおこること、外交でのやりとりなどなど…置き換えればすべて自分たちの生活の延長の先にある。