ここ数日の世界中の話題は、バイデン氏当確ということだろう。
それと同時に、トランプ大統領の動きもメディアは頻繁に取り上げている。
集計やり直しとか、提訴するとか、確かに不正がもしあったとするならそれは大きな問題だけれど、それにしても凡人の私がみても、ふるまいとしてどうなのかなぁと思ってしまう。
最近のツイートでみつけた記事に私自身は大いに共感をした。
Masaki Nishimura 西村 昌樹@masakinishimura
同感…沁みる… https://t.co/NfR5Nfvgif
2020年11月08日 17:15
選挙だけにとどまらず、世の中には多くの勝負事が存在する。
オリンピックなどは、平和の祭典だとは言うものの、突き詰めれば勝負の世界である。
一つの競技種目には数十人の選手がノミネートされ、そして勝つのは一人である。
だから、ほとんどの人は『勝負』ということで言えば、敗者である。
今回の大統領選挙にしても、拮抗した結果だというのだから、それを支持しなかった半分は敗者ということになる。
勝負ごとということだけを言えば、一握りの勝者と大多数の敗者でなりたっているのがこの世の中なのだ。
しかし、負けたものがグチをまき散らしたり、ましてや暴力などをふるって怒ってみるなどというのは、愚の骨頂である。
負けたものは勝者をたたえ、素直にその事実を受け入れ、なぜ負けたのかの敗因をしっかりと分析し、次なる人生にむけて一歩を踏み出す。
それが負けた者の正しいふるまい方だと私は思う。
確かに人生をかけて臨んだことへの失望は大きい。
しかし人は生きている限り、いや本当にそれで死んだとしても、次なる世界へ一歩踏み出すことが、世の中をすばらしいものに変えていく。
私はそう信じている。