今朝は絶好の秋晴れ。
今日は、うちが経営する宿にお泊りいただいた一人のランナーが、この青空のもときっと素敵な一日を過ごされているんだろうと思うとワクワクする。
ここ数年、『トレイルランニング』にはまってしまい、地元鉢伏山をはじめ、この近隣の山を走りまくってきた。
季節のうつろいを感じつつ、すばらしい景色と空気の中で走れることを一人占めするだけではなくて、多くの人にも味わってもらえばいいなぁと、『トレイルランニングステーション』という拠点活動をはじめた。
大した宣伝もできていないので、多くの人が利用するにはまだまだほど遠い。
今日お泊りいただいたお客様ははるばる関東からやってこられた。
昨日も少しだけお話をさせていただいて、ものすごく楽しみにしてここにやってきたそうで、満面の笑みで話してくれた。
今日は素敵な一日になればいいなぁと心から願う。
地元には『香住マラソン』『残酷マラソン』『姫ボタルトレイルランニング』『ダブルフルウルトラランニング』とこの小さな町でも4つの対外的なランニングイベントが開催されている。
多くの人が宿泊もしてくれていているし、それに伴う物販もあったりと、それなりの地域の経済活動に貢献していると思う。
でも、大会だけでなくて、『走ること』そのものが、地域の経済にも何らかの影響がでるようになればいいなぁ…と、こうやって泊ってくれることになったことはとてもうれしい。
今、コロナウイルス禍で多くのマラソンイベントも中止になってしまっている。
もちろんマラソンイベントはエイドや、救護体制もしっかりしていて、ゴールをすることを強力にサポートしてくれる強い仕組みがあるし、多くの人が沿道で力を与えてくれるという面でも、その効果は計り知れない。
だけれど、自然の中で、風を感じながら走ること…これもまた走ることの醍醐味の一つだ。
ほんのささやかな事業のスタートだったが、多くの人が共感してくれることを願いたい。