地域の未来を描く | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

あるツイートが目に飛び込んで、自分の中で、ものすごく重く響いた。
 
 
ちきりんさんのツイートだ。
 
テスラの時価総額がトヨタを抜いてトップにたったことに対するコメントである。
彼女のツイートは僕ら自身の身の回りにも言い当てているからだ。
 
私の会社は建設会社だ。
少子化社会であれば、業界にかかわらずだろうけれども、ご多分に漏れず、うちの業界も若者の雇用をが相当に厳しい。
 
よく業界の中では、建設業に若者は見向きもしない…
的な話をするが、これまでの20~30年やってきたこととかわらずやり続けるのであれば、そりゃ若者がむいてくれるのは無理だろうと…
 
て思っている。
失われた20年の中で育ってきた彼らは、ほんとうに冷静に社会の在り様をみつめている。
 
40代、50代のおっさんたちは、バブル経済の中で社会資本整備という号令のもとに、バンバン道路や橋をつくってきた世代だ。
そして、次の20年、30年も、そうありたいと願い、変わらず社会資本整備こそが地域経済活性化の本丸だと信じて疑わない。
 
私自身は、そんな業界にいながらいうのも変だか、そんなことありえないと思っている。
 
かのトヨタも、相当イノベーティブな会社だと思うけど、社会のもっと先を見つめている人はそうは思っていない。
これからの社会というのはこうなるのだと突っ走るテスラが市場から支持されているように、私たちの業界も相当に変革しなければ、市場の理解など得られないのだ。
 
株式市場を形成しているのに、20代の若者がこぞって参加していないだろうけど、株式市場というのはある程度、世相を反映していると私は思っている。
 
だから、トヨタよりテスラで働きたいと思う若者はきっと多い。
同じように、私たちの業界、私たちの地域が次の社会の在り様を示せれたならば、若者はほっといてもやってくるだろう。
 
もちろん、給与、福利厚生のような条件もあるだろうけど、やはり未来に明るそうだなと思わせるところに若者は集まる。
 
人集めに苦労しているのは、そういう社会変革という生き様を世に問うていない証拠だ…
 
私はそう思う。