5週連続でアウトドアクッキングをしたらチョーうらやましいと言われた | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。



昨日のブログで、AOITORIさんが、あたらしくキャンプサイトをたちあげた話をしたが、その続きの話である。

 

3組のインスタグラマーと呼ばれる発信力のある方が来ていて、三人三様の個性的なキャンプをされていることもとても勉強になったが、若い女性二人組とも少し話す機会をもつことができた。

 

 

その中の一人が

『私はキャンプライフは26年目』

と、言ったので唖然としてしまった。

どうみても、若い人なのに、26年っていうキャリアはどういうことなのか、まったく理解できなかったからだ。

 

いぶかしげに頭をひねっていると
『私の両親がキャンプ好きで、母が妊娠していて、おなかにいるときからキャンプをしている』

 

と聞いて、納得した。

 

彼女たちは、ほぼ毎週どこかのキャンプサイトにでかけ、週末のキャンプライフを楽しんでいるらしい。

見るからにとってもかわいらしく、おっさんの私が思うキャンプの姿とは似ても似つかない感じだ。

 

守備範囲も広く、佐賀に行ったり、富士山のふもとに行ったり、四国に行ったりとかなりの移動距離だ。それも特別に休暇を何日もとるわけでもなく、ごく普通に週末を利用して…ということらしい。

 

さすがに、人気あるインスタグラマーだけのことはある。何かが一般人とは違う。

 

そんな彼女たちだが、AOITORIさんがプレオープンしたキャンプサイトは、ロケーションが最高だと言って、とても満喫してる様子だった。

 

正直、そんな感じで動き回っているアグレッシブな行動にうらやましく思いつつ、自分自身も苦し紛れに、今シーズンに入ってから、週末ずっと庭先でアウトドアめしをやっていることを話をすると、

 

二人とも口をそろえて

『うらやましーーー』

って驚かれた。

 

彼女たちは、大阪に暮らし、働いていて、そして自分の余暇では、気に入った場所にわざわざ出向いて行っているそうだ。

普段の生活がこんな自然豊かなところで暮らしていることがとてもうらやましく感じたらしい。

 

自分は47年ここで暮らし、これが日常だから、それほど特別な感情を抱くことはないけど、そんな強者なキャンパーに言われると、改めてそういうところで暮らしているのだということに気づく。

 

一昨日のブログで、朝日の様子をお伝えしたが、会えなかった某君というのはAOITORIの若旦那のことなのだが、彼らは、この彼女たちを引き連れ、僕たちがいたところよりもさらに標高の高く見晴らしのよいところで朝日を眺めていたらしい。

 

彼女たちが感動している姿が目に浮かぶ…。

 

結局、モノのとらえ方、見方なのだな…と思う。

アウトドアメシに取り組みはじめて、3~4年ぐらいになるだろうか?

 

今の家に住み始めて20年になるけど、そのときから庭はあった。

しかし、これだけ、この場所が活躍するようになったのは、ここ数年の話だ。


 

まったく興味のない別の人の冷めた見方をすれば、ガスやIHがそばにあるのに、わざわざたき火をしながら外で出て飯食うなんてアホちゃう?

それも毎週?。

ということになるだろう。

 

 

だけど、満点の星空を眺めつつ、ひんやりとした空気の中でたき火にあたりながら、家族とともに過ごすご飯は私にとっては何にも代えがたい幸せなひとときの一つでこれからもきっとアホと言われようが何と言われようが、続けるだろう。

 

私はここでしかできない暮らしを満喫したいと思う。

彼女たちが少し羨望のまなざしのようなものくれてちょっとうれしかった。