憧れはフォルクスワーゲンタイプⅡだった | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

以前に何度か話をしたことがあるが、私は大学を卒業して、しばらくフリーターといえばなんとなく響きがいいが、プータローをしていた。

ただ、一つ目的があって、それは日本から外に出ることだった。

 

 

大学時代はスキー部に所属していて、4年間それを全うしなければならないと思っていたので、(実際、頭で大学に入れようわけものなく、なんとかスポーツ推薦の枠をいただいて入れていただいたのだった)まがりなりに、4年間はそれにうちこんだ。

 

大学2年のときに、はじめてスキー部の合宿でアメリカに行くことになり、日本とは違う世界に心ときめき、そのころから一度でいいから自力で海外で過ごしてみたいと思うようになったのだった。

 

その思いは、だんだん強くなり、大学を卒業したそのタイミングしかないと思い、就職もせず、高い時給のアルバイトをみつけてなんとかお金を貯めて海外に出ることになったのだ。

 

選んだ先は、カナダだった。

 

大学時代の友人がとてもアウトドア好きなやつがいて、彼にかなり影響を受け、僕自身もアウトドア的な思考をもつようになったことで、いわゆる本場アウトドア大国のカナダに行こうと思い立ったのだった。

 

向こうで見た車の中で、なんとも心躍ったのが、フォルクスワーゲンのタイプⅡ、いわゆるキャンピングカーだ。

 

 

(wikipedia フォルクスワーゲンタイプⅡの資料より)

 

このフォルムと、その中にベッドや生活空間があって、大陸を旅している人に出会ったときに、あーこんな生活ができたらなぁって思ったことを思い出す。

 

今は、そんな夢も現実に引き戻され、普通に田舎の工務店の親父をしている。

 

先日、インスタグラマーのキャンパーたちに出会い、そういえば、僕も若いころそんな思考をもったことがあったのだなあってなつかしく、回顧してみた。

 

僕自身は中途半端なことしかできなかったけど、その経験は多少なりとも生きているように思う。

 

あー、こんなふうに昔を懐かしんでいる時点でおっさんの思考の極みだな。