データ&AIの時代にこそ、感受性を高める | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

またですか?って感じだけど、安宅和人さんの『シン・ニホン』がらみですいません(笑)

 

安宅さんが訴えていたのは、人にしかできないことをやろうよということだ。

 

 

 

今朝、息子をたたきおこして、朝日を見に連れていった。

 

娘もおこしたけど、行かん!と蹴られた(笑)

 

私はときどき、思いついたように、朝日を見に行く。

っていうか近所の某君に

『明日、お客さん連れて、朝日を見に行くんで一緒に行きませんか?』

 

って誘われたからなんだけど、当の本人たちは、来なかった…。

 

まあ、どっちでもいい。

 

私は、こんな風景を独り占めできることに、少々の優越感を感じつつ、朝日を見守った。

 

私は、朝日に相対するとき、宇宙のエネルギーが体中にしみわたるかのような、そんな感覚を覚え、それがたまらなく好きだ。

息子はどう感じているのかわからないし、それがなんであるかを知る必要もないけど、でもきっと何か感じていることには間違いない。

 

そうやって『感じる』ということが、人が人たる所以だと安宅さんはおっしゃった。

 

おそらく、AIならば、色の明るさ、色合い、気温、気圧…

さまざまなデータを積み上げることはできても、それを見て涙するようななんともいえない『気持ち』をもつことはきっとないはずだ。

 

イノベーションというものは人が何かを『感じ』脳がさまざまな刺激を受けて、そこからアイデアなりが生み出されていく。

 

安宅さんは、だから多用な体験が重要なのだ…

そんなふうにおっしゃってる。

 

子どもには、算数も国語も教えられないけど、何かを感じるための手伝いぐらいはできる。

これからの時代を生き抜くためにも、またたたき起こしたいと思う…子どもにはとっても迷惑なんだろうけど(笑)