今井ひろこさんのツイートに思わず反応させていただきました。
Masaki Nishimura 西村 昌樹@masakinishimura
観光は地域の総合力うむ https://t.co/ASS22s3GTP
2020年05月21日 06:40
製造業や物販などは一つの企業が圧倒的な力をもってビジネスを展開することが可能だと思いますが、こと『観光』ということに関しては、ある一つの企業やお店だけではなしえないものです。
私はスキー場のふもとで暮らしていますが、それは、スキー場を運営していただける事業者があるからであり、雪道を快適に移動できる行政や、建設業者などの交通インフラを支えてくれる事業者がいるからであり、またレストラン、宿泊施設があるからでもあります。
観光を伸ばすというのは、地域の総合力が問われます。
いわゆる宿場も、宿泊事業者が集まって一つの街並みや村を形成しており、それがそのエリアの魅力を高めることになります。
私は、本業が建設業ですけど、私たちも今後この地域で存続できるか否かは、地元の観光が今後どう成長していけるかにかかっています。
お客様がこの地に何らかの形でお金を落としていただけることで、それが直接する関係者に巡り、それらが伝播し、私のような事業者にもめぐってくるわけです。
京都では、観光による公害なんて言われていますが、それはそういうことを言う人が、自分たちの生きる範囲をかなり狭い近視眼的にみているからなのだと思います。
地域のリソースでいれば、私たちは観光こそが地域をけん引するエンジンであり、もしそれがなかったとしたら、何でこの地域は稼ぎがしていくというのでしょうか?
私たちのところはたまたまスキーというものを軸に観光をとらえていますが、本当は地域に暮らす人が自分たちのまちを誇りに思い、行動することが最強の観光コンテンツです。
魅力あるまちに人は集まっていきたい思うのは自然の流れで、それは規模の大小は問わないはずです。
コロナウイルス禍によって、世界中が大きなダメージを受けています。
私たちも大きなダメージを負っています。
みんなが同じようにダメージを受けている点では同じ条件です。
しかし、ここからどう復活していこうとするのかという点ではみなが同じスタートにたったのであり、知恵を出し、行動したものだけが、前に進むことができると思います。
観光は地域の総合力でなしえるもの。
いつまでも悲観していては始まりません。
とにかく一歩を踏みだし、行動あるのみです。