今この世界的な危機の中で感じることは、世の中には『できると考える思考』と『あきらめる思考』があるということです。
今、リモートワークができる企業が増えてきています。
もちろんこれはオフィスワークが中心で、製造業や観光業、私が主なフィールドにしている建設業はなかなかこれにあてはまることはありません。
しかし、オフィスワーク中心のところもいち早くそれをとりいれたところとそうでないところがありますが、そうさせている差というのは、まさに思考の違いだと思います。
目的や成果がはっきりしていて、そのためには何ならできるのか…
そういうことを突き詰めた結果、家にいてもできるのならリモートワークでやってしまおう…ということになります。
一方そういう思考がなければ、人が集まれないのなら仕事はストップだ…。
という話になり、それ以上のものは何もでてきません。
製造業でもそうでしょう。
部品がないから作れない…ということでしょうが、ではその部品を自らが作ってみよう、あるいは、今まで取引はないけれど、世界中を探しまくってその部品を調達しよう(実際には、多くの国が往来を禁止しているところが増えているので、それも難しくはなっていますが…)
いずれにしても、できると考える思考と、あきらめの思考では、見える世界が180度違っているということです。
おそらく世の中は、この二つの思考でどんどんふるいにかけていきます。
危機の後に訪れる世界はもしかしたらできる思考の塊のすごい世の中になっていくのかもしれません。