成長視点、前向き視点 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

どうしても、コロナウイルスが頭から離れなくて、今日もそんなことに関連する記事になってしまって、物理的な感染よりも、精神的な感染という感じだなぁ

 

私が、ときどきウォッチしている枝廣さんのブログから…

 

新型コロナウィルスの状況に考えること

 

『親が働き続けられるよう、保育の手はずも重要ですが、この時期の突然の休校によって、子供たちの成長や学びができるだけ損なわれないようにする、できればふだんでは得られないような学びにつなげる

 

学校が休校になって、親が子供からいなくなってしまう状況ができるという物理的な状況を前向きにとらえる考え方があるのか!いう驚きでした。

 

先日、私には、高2、小6、小4、3人の子供がいるのですが、夫婦さらには、長男が数日家を空けなければならない状況ができてしまいました。

 

さすがに、小学生2人だけが家にいる状況はまずいだろうとは思っていたのですが、妻は結構涼しい顔。

2人のこどもに、ご飯の支度、風呂、洗濯などの一連の家事を事前に仕込んでいました。

 

最後の保険で、私の母に『何かあったら頼む』と依頼はしていたものの、母も父の介護があって、ずっとは付き添えません。

本人たち、なんとかやりくりしながら、その数日を乗り切ったのでした。

 

小4の子供はさすがに、精神的にはまいってしまったようですが、小6の子供がなんとか下の子を励ましながらやったとあとで本人たちから聞きました。

 

妻からしてみれば、してやったり!

そう最初からそういうことはわかっていて、それでもなお子どもたちがたくましく育つことを信じていたわけです。

 

私が家に帰り、そんな夫婦プラス長男の空白をどう乗り切ったのかということを聞くわけですが、乗り切った自信は彼らを一回りも二回りも成長させてくれたようです。

 

まあ、同じようなことができる家庭がどれだけあるのかという現実を考えると、難しい面も多々あるでしょう。

都会のど真ん中で、常に多くの不審者が往来している場所ではさすがに小学生2人を置き去りにすることは、虐待と言われても仕方のない状況です。

 

だから、同じことをしろというつもりは毛頭ないのですけど、ピンチはチャンスの言葉どおり、ネガティブなほうばかりを見ていたら、それはいつまでたってもピンチでしかないということ。

 

しかし、これが何かのきっかけになり、まして成長へのチャンスにつながる機会ととらえることができるかどうかです。

 

おりしも、メディアでは、テレワークをはじめとする働き方をする一つのきっかけだと報じています。

いままでは、なかなかできなかったことが、物理的にそうせざるを得ない状況に追い込まれるということはあります。

 

実際に、私の学校では今日から2週間の休校がスタートいたしました。

この出来事をそれぞれの人にとってのチャンスに変えられることはなんなのか、今一度考えていきたいと思います。