昨日、おじろジュニア記録会が開催され、私の子供も参加をさせていただきました。
この大会は、今回、兵庫県ジュニア記録会も併催という形をとっていただき、JOCジュニアオリンピックカップへの予選会もかねていました。
昨日は、真っ青な空のもとで、絶好の日和だったわけですが、スキー関係者にとっては、なんとも恨めしい感じで、一気に融雪が進んで、大会を行うにはぎりぎりの状況でした。
この大会が行われたのは、ある意味奇跡に近かったのですが、それは、とりもなおさず地元のみなさんがなんとか大会を開催しようという熱意でした。
コース上の雪が少ないため大会役員がまわりの雪をかき集めてコース上に雪入れをしました。
前日、スキー関係者でつくるLINEグループに
『なんとか大会を開催したので、雪入れ作業を手伝ってください』
と入ってきて、私自身もわずかではありましたが、応援をさせていただきました。
※前日の雪入れ作業
スキーという競技はつくづく不思議な競技だなぁーと思います。
球技や武道の大会でも準備というのはありますけど、体育館やグランドを利用することが多いですから、競技会場そのものに手を加えることはほとんどありません。
でも、スキーという競技だけは、コースを『つくる』という他の競技からすると奇妙な動詞になりますが、まさにみんなでつくりあげて大会というものがなりたつわけです。
今シーズン子供たちは雪がない中でも、なんとか練習をこなしてきましたが、もし、このまま大会がなくシーズンを終えるとしたら、なんともやるせない気持ちになっていたと思います。
しかし、なんとか、自分たちの活躍できる場を提供しようと関係者が一体になってがんばってきたことは、子供たちの心にも届き、彼らの成長の糧になるのだと確信しています。