新聞の中に折り込んであったスマホの広告。
子どもケイタイの広告でした。
その中に飛び込んできた一文『子どもの居場所が分かるようにしたくて…』
子どもにスマホを持たせる理由は、そういうところにあるんだなぁと少し複雑な気持ちにもなりました。
おそらく都会での暮らしを想定したものなのでしょうけど、塾や習い事などの様々な活動を遠隔見守るというニーズがあるということなんでしょう。
まして、昨今、ときどき飛び込んでくるストーカーなどの不審者のニュースが、親をそういう衝動にかりたてるのでしょう。
自分の身は自分で守るのが原則としながら、そういう社会を生み出してしまっていることに、何か物寂しいものを感じます。
さて、GPSという活気的な機能は生活のあらゆる場面を変えてきました。
車載のナビーションや、グーグルマップもこの人口衛星を活用した位置情報のおかげであります。
私が変態活動(笑)と称してやっている山行きの活動も実はこのGPSの機能なくしてはなりたっていないといっても過言ではありません。
私は、山行の際には、必ずスマホを持参しています。一つは、もし自身が遭難しても、連絡手段を講ずることで、極力迷惑をかけることを最小限にしたいと思っていることがあります。
それともう一つは、国土地理院の地図とGPS機能が統合された地図アプリの存在です。
自分の居所がわかるので、いまはさほど使われていない古道の探索は、まさにこの機能を最大限活用しています。
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— Masaki Nishimura 西村 昌樹 (@masakinishimura) May 3, 2017
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— Masaki Nishimura 西村 昌樹 (@masakinishimura) January 27, 2020
国土地理院の地図には、登山道が地図上に記されています。
この中には、現在でも普通の登山道として使われているものもあるのですが、中には長年、人の往来がなく藪になってしまっているところや、昨今のゲリラ豪雨などで、道が崩壊してなくなっている場所も多くあります。
そういう場所は、一時的に道を見失い、自分の居所も一瞬わからなくなってしまいます。
ですが、GPSで自分の位置を確認できるので、認識できる道までたどりつき、難を逃れたということがたびたびあって、これはもうGPSのなせる業なのです。
先日、和牛のふるさと、熱田へ鉢伏山から攻めて行ったわけですが、途中道が崩壊し、原形をとどめていないところもあり、GPSの機能がフルに役立ちました。
こんな変態活動を支えてくれるは、現代のすばらしい科学技術の恩恵であり、これから出てくるであろう新しいテクノロジーは、自分たちをさらにどんな変態に導いてくれるんでしょうね(笑)