雪不足の風評被害 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

今シーズンはじめてまとまった雪が降りましたね。
 

土曜日ということもあってか、多くの車にすれ違いました。

 

山に生きるものとしては、雪があることが当たり前だったので、この先どうなるかわからないとはしながらも、いつもどおりの冬が戻ってきてくれた感じで、素直にほっとしています。

 

私もスキー場関係の一端を担うものとして、12月、1月正直苦しかったです。

 

関係者の間では出る話はその話ばかり、スキー関係者は雪がなければ何もできないので、まあ当然といえば当然なんですが、でもちょっとまてよ…と思ったのです。

 

お客様の前でもそんな姿をさらけ出していたし、話すことはネガティブなことばかり。

これって、楽しみや喜びを提供しているものとしてどうなんだ?って…。

 

お客様は自分の余暇を楽しむために来ているわけで、つらい話、苦しい話なんて聞きたいわけがない。

 

雪がないならないで、わずかに残った山頂の雪を楽しんだりすることはできなかったのか?って。

 

楽しみが画一的になりすぎて、もっと本質的なものを見失なっていたんじゃないか、雪不足の風評被害の種をまきちらしていたのは、そこにいる私たち自身ではなかったか?

 

そんなふうに思ったのです。

 

この冬、私は幾度となく、登山を繰り返してました。

そこには変わらない美しい風景が広がっていました。




注!顔はいかついが、心は晴れ晴れ(笑)


夏、冬問わず、山にあがれば、非日常が広がっていて、こころ穏やかに、晴れ晴れした気持ちになります。

雪がない山には魅力がないのではなく、いつだって山は素敵。

 

それを楽しむ私たち自身の心の問題。

 

そんなふうに思います。

 

山を本当に愛するなら、いつだって愛してこそ本物。

 

山の魅力を一番知っているのは地元の人のはずです。

そんな魅力をいまだ見知らぬお客様に伝えてあげましょう!

 

※今日のゲレンデの写真ではないですよ♪(笑)