土曜日ということもあってか、多くの車にすれ違いました。
Masaki Nishimura 西村 昌樹@masakinishimura
出勤時にすれ違う車の数々 おそらく雪を待ちわびたお客さんにちがいない。 素直に嬉しい♪
2020年02月01日 07:16
山に生きるものとしては、雪があることが当たり前だったので、この先どうなるかわからないとはしながらも、いつもどおりの冬が戻ってきてくれた感じで、素直にほっとしています。
私もスキー場関係の一端を担うものとして、12月、1月正直苦しかったです。
関係者の間では出る話はその話ばかり、スキー関係者は雪がなければ何もできないので、まあ当然といえば当然なんですが、でもちょっとまてよ…と思ったのです。
お客様の前でもそんな姿をさらけ出していたし、話すことはネガティブなことばかり。
これって、楽しみや喜びを提供しているものとしてどうなんだ?って…。
お客様は自分の余暇を楽しむために来ているわけで、つらい話、苦しい話なんて聞きたいわけがない。
雪がないならないで、わずかに残った山頂の雪を楽しんだりすることはできなかったのか?って。
楽しみが画一的になりすぎて、もっと本質的なものを見失なっていたんじゃないか、雪不足の風評被害の種をまきちらしていたのは、そこにいる私たち自身ではなかったか?
そんなふうに思ったのです。
この冬、私は幾度となく、登山を繰り返してました。
そこには変わらない美しい風景が広がっていました。
夏、冬問わず、山にあがれば、非日常が広がっていて、こころ穏やかに、晴れ晴れした気持ちになります。
雪がない山には魅力がないのではなく、いつだって山は素敵。
それを楽しむ私たち自身の心の問題。
そんなふうに思います。
山を本当に愛するなら、いつだって愛してこそ本物。
山の魅力を一番知っているのは地元の人のはずです。
そんな魅力をいまだ見知らぬお客様に伝えてあげましょう!